ヌートバーに「日本中が恋した」 愛されぶりに海外メディア注目「熱狂は増すばかり」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は連日熱戦を展開。海外から代表入りしたラーズ・ヌートバー外野手は走攻守に活躍を見せた。実力と人柄でも大人気に。海外メディアは「日本全体が彼に恋をしている、と口にするファンもいる」と注目した。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は連日熱戦を展開。海外から代表入りしたラーズ・ヌートバー外野手は走攻守に活躍を見せた。実力と人柄でも大人気に。海外メディアは「日本全体が彼に恋をしている、と口にするファンもいる」と注目した。
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日本の引っ張るヌートバー人気が止まらない。試合前には円陣で声出しを担当。熱いキャラクターでチームの盛り上げ役としても存在感を発揮した。試合では打つだけではなく、全力疾走、ダイビングキャッチなどのハッスルプレーも披露。コショウをひくパフォーマンスも定着した。10日の韓国戦後にはお立ち台へ。最後に日本語で「ニッポンダイスキ、ミンナアリガトー!」と叫んだ。
ヌートバー人気に注目したのは、インドメディア「Sportskeeda」のツイッターだった。ヌートバーが幼少期に日本代表入りの夢を語った様子、今大会活躍したシーン、チームで喜ぶ姿、ファンサービスをしている場面などを動画にまとめた。文面では「カリフォルニアで生まれたラーズ・ヌートバーが日本代表のために素晴らしいことをしている」と称賛。動画内の音声でこう伝えた。
「ラーズ・ヌートバーというような名前の選手がWBCで日本を代表するだろうとは思わなかったかもしれない。彼はカリフォルニア生まれだが、アジアの島国で生まれた母親を通して、日本との繋がりがある。雑音や怒声にも負けず、東京Dでの韓国戦の5回表にヌートバーは煌めくキャッチを見せた。これはパドレスのキム・ハソンが打ち上げた打球だった。
このプレーで日本は4-3とリードを守った。ヌートバーは打点も挙げるなど他でも貢献した。初戦で感じられた東京Dの熱狂はさらに増すばかりだった。日本代表のファンはヌートバーに夢中だ。日本全体が彼に恋をしている、と口にするファンもいるぐらいだ。別のファンは、他のチームメートと身体的特徴を共有していないヌートバーが、日系米国人として新しい道を切り拓いている、と述べた」
ヌートバーは昨季、カージナルスで14本塁打を放つなどブレーク。母親が日本生まれ日本育ちという縁もあって代表入りを果たした。「テイラー・タツジ」のミドルネームから、侍ジャパン内では「たっちゃん」がニックネームに。ファンの人気も沸騰している。
(THE ANSWER編集部)