ダルビッシュ、日本での登板は「本当に幸せ」 3失点から一夜「まだ投げる可能性ある」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は10日、1次ラウンド第2戦で韓国を13-4で下し、開幕2連勝した。先発のダルビッシュ有投手は先制2ランを浴びるなど、3回3安打3失点で降板。11日にツイッターで「夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」「まだ日本で後1試合は投げる可能性がある」と想いをつづった。
ダルビッシュが決意の長文投稿「日本全体で試合をしているのを肌で感じ、感動」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は10日、1次ラウンド第2戦で韓国を13-4で下し、開幕2連勝した。先発のダルビッシュ有投手は先制2ランを浴びるなど、3回3安打3失点で降板。11日にツイッターで「夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」「まだ日本で後1試合は投げる可能性がある」と想いをつづった。
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ダルビッシュは両チーム無得点で迎えた3回、無死二塁でヤン・ウィジ捕手に先制2ランを被弾。さらに2死後、三塁手・村上宗隆の悪送球で二塁に走者を背負うと、韓国きっての好打者イ・ジョンフ外野手に右前適時打を喫した。あっという間に3失点。味方打線がその裏に一挙4得点で逆転したが、48球を投げたダルビッシュが続く4回のマウンドに上がることはなかった。
ダルビッシュは11日にツイッターを更新。以下のように想いをつづった。
「昨日、2011年以来の日本のマウンドに立つことができました。2012年の渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした。
チームとしても3点先制された後のファンの方々、ベンチ、ベンチ裏のまとまりが凄く日本全体で試合をしているのを肌で感じ感動しました。韓国代表も振りが鋭く、根本的な身体の強さがあり素晴らしいチームだと感じました。
自分としては正直コンディションや球の精度はまだまだで、楽しむというところまで余裕はありませんでしたが最初の試合としては良いところがたくさんあった登板だったと思います。具体的には心配していた球速が最速96マイルであったこと、横の大きいスライダーのキレがそこそこ良かったところ、ホームラン前のツーシームがしっかり投げ切れたこと、3回キムヒョンス選手の初球にカーブでストライクを取れた所、それなりの強度で3回50球程度を投げられた所でしょうか。
まだ日本では後1試合は投げる可能性があるので、次の試合でやりたい事を明確にして次の数日を過ごしたいと思います。球場に来てくださった方々、テレビやラジオなどで応援してくださった方々、ありがとうございました。また今日もチェコ戦があり、佐々木朗希選手が先発しますので是非日本代表、侍Japanと一緒に戦いましょう!」
(THE ANSWER編集部)