「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は9日、日本と同じプールB（東京D）の韓国がオーストラリアに7-8で敗れ、初戦を落とした。韓国は9回2死一塁の場面で、米大リーグ・カージナルスのトミー・エドマン内野手が果敢に二塁を狙うも盗塁死。SNS上では「まじで愚か者だ」「もう韓国に招待されないだろう」と厳しい声が注がれている。

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　思わぬ幕切れだった。韓国が1点を追う9回2死一塁の場面で、打席には4番のパク・ヘミン。2ボール、1ストライクの場面で一塁走者のエドマンが果敢にスタートを切ったが、捕手パーキンスの完璧な送球で痛恨のアウト。韓国はチャレンジを申し出たが、リプレーの結果、判定は覆らなかった。

　米誌「ベースボール・アメリカ」のカイル・グレイザー記者は自身のツイッターで「ワオ　オーストラリアが激戦で韓国相手に8-7で大番狂わせ。ロビー・パーキンスが二盗を狙ったトミー・エドマンを阻止して試合終了。WBC今大会初のアップセット」と速報するなど、海外メディアでもオージー軍団相手の黒星に衝撃が広がっていた。

　韓国系アメリカ人で、MLBでは2年連続30盗塁を記録している実力者のプレーに、ツイッター上の海外ファンから悲鳴が上がった。

「トミー・エドマン、それをやったらまずいだろう」
「エドマンには失望した。カージナルスでは好きだったのに」
「韓国代表はこの間にも、トミー・エドマンをカージナルスのキャンプに送り返すのでは」
「エドマン、君は愚か者だ」
「トミー・エドマンは韓国に二度と招待されないだろう」

　この日、4打数1安打の活躍だったエドマン。韓国にとっては手痛い敗北となったこともあり、皮肉と批判が飛び交っていた。