「筋トレは男性のものと思ってたら…」 元英会話講師が40歳手前で激変「1年で人生が…」全国クラスの美ボディに【ボディコンテスト名鑑#70 河野智恵子】
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。ボディフィットネス6位入賞した41歳・河野智恵子は40歳を目前に競技を始めて、わずか2年で全国レベルの選手に。「トレーニングを始めて、体も人生、人格も変わった」と魅力を明かした。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#70 河野智恵子」
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。ボディフィットネス6位入賞した41歳・河野智恵子は40歳を目前に競技を始めて、わずか2年で全国レベルの選手に。「トレーニングを始めて、体も人生、人格も変わった」と魅力を明かした。
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――競技歴わずか2年ながら見事6位入賞。
「自分の課題、足りない部分がはっきり見えた大きなチャレンジでした。来年、絶対上に行くぞと。もっと進化するために宿題をいただき、また努力していく中で体づくりが一番ですが、食事、睡眠、体のケアなども全体的に見直し、来年同じ舞台に立った時に1つでも2つでも上の順位に行きたいと、ステージが終わって今決めました」
――もともとトレーニングは夫の勧め。
「主人が広島・三次市にあるトレーニングジムを前のオーナーさんから引き継ぐタイミングで、私もスタッフとして働くようになり、2022年の9月から38歳で本格的にトレーニングを始めました。まったくの初心者。肩こりや運動不足の解消から始まり、39歳からコンテストに出ています」
――それまでのお仕事は。
「英会話の講師を8年ほどやって、事務職を2年。結婚を機に辞めて、ジムのスタッフとして手伝うように。ただ、筋トレは男性がするものと思っていました」
――実際にトレーニングを始めてみたら……。
「この1年で大きく人生が変わりました。自分に自信がなくて、年齢のせいにして逃げることもあったけど、今は40歳を超えても新しい挑戦をすること、仕事も含めて、すべて前向きになって好転した。筋トレが自分の体と人生、人格を変えてくれました」
――今日は髪色がステージでもひと際、目を引きました。
「体で勝つのはまだ早いかと思って、ちょっと爪痕を残したいと……でも、ちょっとやりすぎたかなと(笑)。ジムの会員さんが40人くらい見に来てくれて、ネイルやメイクは客席から見にくいので、『いつもの智恵さんじゃない』とショーみたいに楽しんでもらえたらと思いました」
――今後の目標は。
「最終的な目標は日本代表になることです。JBBFはナチュラルの最高峰の団体なので、いずれ日の丸を背負ってボディフィットネスの顔になりたい。コンテストになるとフィジークやビキニと違って、席を立たれる人も多い。これだけ筋肉をつけて、絞りもいるし、ボディフィットネスの看板選手になって上を目指したい。このカテゴリーも『かっこいいな』と興味を持つ人が増えてほしい。そういうことを目指して一段一段上がっていきたいです」
(THE ANSWER編集部)