ベンチプレス190kgのマッスル看護師 日本一目指して週7トレ、体の大きい患者の移動で「よく呼ばれます」【ボディコンテスト名鑑#69 澤原翔】
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。マスキュラーフィジーク5位入賞の27歳・澤原翔は看護師。“オペ看”として手術に立ち会いながら、トレーニングを続ける魅力を聞いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#69 澤原翔」
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。マスキュラーフィジーク5位入賞の27歳・澤原翔は看護師。“オペ看”として手術に立ち会いながら、トレーニングを続ける魅力を聞いた。
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――見事に決勝に残り、5位入賞という結果でした。
「悔しいです。1位だけを目指していたので。腹筋を見られる競技なので、腹筋を特に強化してきました。去年に比べたら成長できていると思うけど、全体的なバランスを作れれば、もっと良い結果になったと思います」
――普段は整形外科で看護師の仕事をしているそうですね。
「主に手術室で“オペ看”をしています。こういう競技をしているので、もっと体のことを詳しく知って、手術室に行けば勉強になると思って。体が大きい患者さんもいらっしゃるので、患者さんを移動させる時にはよく呼ばれます(笑)」
――手術があると思うように食事なども取れないのでは。
「そこが一番のストレスですね。1日の予定で手術のスケジュールを確認して、朝は多めに取っておくなど工夫しています」
――トレーニングを始めたきっかけは。
「宮崎学園という高校で野球をやっていて、3年生の時にモテたいというのがきっかけです。卒業後は陸上自衛隊の特殊部隊に在籍していたのですが、テレビやYouTubeでボディビルの競技を見ていて『カッコいいな~』と思って、大会に一度出てみたらハマってしまいました」
――仕事とトレーニングのバランスはどう取っている。
「トレーニングは週7日やっています。ジムに何か所か通っていて、勤務が遅くなったら24時間営業のジムに行って、定時で終わったら行きつけのジムに行って、使い分けています。ベンチプレスはMAX190キロです」
――トレーニングの魅力は。
「見た目が変わるので、自分の体が変わることで、自信が持てるようになるのが一番。野球などのスポーツもやってきましたが、達成感はまた違いますね」
――今後の目標は。
「日本一を目指してやっている。今回は獲れなかったので、まずは日本一を獲れるようにしたいですね」
(THE ANSWER編集部)