身長150cmと思えぬ迫力ボディ 25歳ビキニ会社員、普段は毎日サウナスーツで「忍者みたいに…」
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。ビキニフィットネス158センチ以下級で25歳の会社員・国田海月は準優勝。ジュニア時代から出場しており、悲願のVには届かなかったが、体調不良を乗り越えた大会で、150センチのサイズを感じさせない迫力のあるボディを作り上げた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#68 国田海月」
身長別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月29日、岡山芸術創造劇場で行われた。ビキニフィットネス158センチ以下級で25歳の会社員・国田海月は準優勝。ジュニア時代から出場しており、悲願のVには届かなかったが、体調不良を乗り越えた大会で、150センチのサイズを感じさせない迫力のあるボディを作り上げた。
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――2位という結果について。
「この大会は優勝することを目標にしていたので、この色のメダルを頂けたことはうれしいですが、悔しい気持ちも大きいです。今年は体調の面があり、大会に出られないかもしれないと、7~8月までそんな状態でした。そこから『今年も大会に出る』と覚悟を決めて、この1~2か月ですべて追い込んで、ここまで持ってこられたので、そこに関しては自分自身に勝った結果と思います」
――体調不良を味わった中でもこだわった部分は。
「最後の体の仕上げの部分です。大会との向き合い方は絶対に自分にしかできない向き合い方で追い込もうと。もちろんポージング、ステージングも重要視していますが、それよりも自分がこの競技に懸ける気持ち、このスポーツをどう考えているかを初めてこんなに強く思えたと思います」
――黒髪だった昨年からヘアメイクの印象も変わった。
「そうなんです。私はジュニアの時からこの大会に出させてもらっているので、その印象が強い中で、その印象も皆さんに残していただきながらも、今年自分の中の大きな壁を乗り越えたことをポージングや髪型、メイクでも表したいと思って、こうしました」
――150センチという小さな身長で戦っています。
「今はコンプレックスとは思っていないです。(身長順にエントリーナンバーが決まるため)私はステージで端の方に出る分、どの審査員の方にも綺麗に見ていただいて、審査をしていただけるようなステージングやポージングを、競技を始めた時からこだわっています」
――改めて、このビキニフィットネスを通じてどんな表現を。
「自分がスポーツをしているところが自分としても好きなんです。ステージに出たら華々しさや雰囲気、可愛い印象ももちろん大切ですが、それまでの過ごす過程でやっていることは泥臭い。毎日サウナスーツを着て、忍者みたいに走っているので(笑)、そういうところは自分にしか絶対にできないと思っている。これからも自分の軸を崩さないで、この競技に向き合っていきたいです」
(THE ANSWER編集部)