「学校では体型を隠してます」 脱いだらスゴイ…高校の家庭科教師は競技歴2年で腹筋バキバキに
年齢別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・マスターズ・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月28日、岡山芸術創造劇場で行われた。ボディフィットネス35歳以上160センチ超級で競技歴2年目の40歳・平田歩が2位に。普段は高校で家庭科の教師をしており、2児の子育てとも両立させながら初出場で大躍進した。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#67 平田歩」
年齢別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・マスターズ・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月28日、岡山芸術創造劇場で行われた。ボディフィットネス35歳以上160センチ超級で競技歴2年目の40歳・平田歩が2位に。普段は高校で家庭科の教師をしており、2児の子育てとも両立させながら初出場で大躍進した。
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――2位という結果について。
「まず、予選を通過できるとも思っていなかったし、オールジャパンに今年辿り着けるとも思っていなくて、すべてがびっくり。今年6月から毎月1度、大会には出ていたけど、競技歴2年目でここまで来られるなんて……しかも2位。昨日は緊張しすぎて一睡もできず、でした(笑)」
――こだわってきた部分は。
「週に2回のパーソナルを受けているけど、最後まで全集中して、確実に効かせながら追い込んできました。仕事と家事と、中1と小6の子供2人の子育てもあって忙しいので、隙間時間で『今日はこの部分だけ追い込む』と決めて40分間やっています」
――職業は高校で家庭科の先生をしているそうですね。
「生徒も大会に出ていることは知っています。『先生、頑張ってきて!』『結果(週明けの)月曜に教えてな』と言われて『待っとけ! 良い報告できるように頑張るな』と言っていたけど、2位をいただけて『やったで!』とみんなに伝えたいです」
――仕事中の服装は。
「学校では(体型は)隠しています。ワンピースを着たりして。でも、肌の色が普通じゃないので、生徒には『また黒くなってるな!』と突っ込まれます(笑)」
――トレーニングを始めたきっかけは。
「コロナでやることがなく、外もあちこちには行けないし、近所に24時間ジムができて『ええやん!』と。もともと陸上部で運動は好きなので。行ってみたら良い感じで筋肉がつき出して、ジム友達に『こうやったら絶対筋肉つくよ!』とアドバイスされて一緒にトレーニングし出して。でも、選手なんて全然目指していなかったです」
――そこからトレーニングにのめりこみ、大会に出た理由は。
「周りが背中を凄く押してくれて、最後は主人が『お前はええ筋肉持ってるから、みんなに見てもらえ!』と言うので。ビキニでお尻丸出しなんて嫌だったけど(笑) その言葉に押されて出ることになりました」
――でも、実際に大会に出てみたら……。
「めっちゃ楽しいです! メイクもそうだし、声援が気持ち良くて、それだけで笑顔になれるし、強くなれます。自信のある部位は腹筋です」
――今後の目標は。
「私のパーソナルの先生がビキニで1位を獲っているので、私も追いつきたいというのが目標です」
(THE ANSWER編集部)