42歳、1児のママと思えぬ溌剌ボディ ジム5軒入会、仕事と両立…若さの秘訣は「楽しい事しかしたくない!」
年齢別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・マスターズ・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月28日、岡山芸術創造劇場で行われた。ビキニフィットネス40歳以上160センチ以下級は小竿愛子が準優勝。コロナ禍をきっかけにトレーニングを始め、子育てと営業の仕事と両立する42歳は、年齢を感じさせない若々しい笑顔と絞り込んだウエストを武器に、将来は日本代表を目指す。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#64 小竿愛子」
年齢別の日本一を争う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催のボディコンテスト「オールジャパン・マスターズ・フィットネス・チャンピオンシップス」が9月28日、岡山芸術創造劇場で行われた。ビキニフィットネス40歳以上160センチ以下級は小竿愛子が準優勝。コロナ禍をきっかけにトレーニングを始め、子育てや営業の仕事と両立する42歳は、年齢を感じさせない若々しい笑顔と絞り込んだウエストを武器に、将来は日本代表を目指す。
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――準優勝という結果でした。率直な感想を聞かせてください。
「悔しぃ~! ずっと下半身ばかりを評価され、上がひょろひょろ、下ががっしりと言われてきたので、このオフは上半身を頑張りました。そのためにネイルも捨てて、ロッククライミングをして、手はマメまみれ(笑)。週に1回か10日間に1回しか下半身をしないくらい、上半身をやり込みました」
――ステージ上では42歳という年齢を感じさせない若々しい笑顔が印象的でした。その秘訣は。
「『楽しいことしかしたくない!』が一番です(笑)。有酸素のトレーニングも、ランニングマシンやバイクも好きじゃないので、したことがない。有酸素はズンバというスタジオ向けのエクササイズをがんがんやって、楽しく汗をかいて痩せることを心がけています」
――普段はトレーニングと並行してお仕事もされているそうですね。
「外回りの営業をしています。ジムは5個に入会して『今日は遅い時間だから、ここしか行けない!』と、その日のスケジュールで行けるところに行く。ヒールとか全部のグッズを持って営業を回っています(笑)」
――もともとトレーニングを始めたきっかけは。
「コロナで暇だったからです。今、14歳になる娘に『痩せて!』と言われ、2020年7月にゴールドジムにズンバをやりたくて入会したら、先生がフィジークの選手で。先生に誘われて、この世界に入りました」
――本格的なトレーニングは初めてだったそうですね。
「そうなんです。38歳で初めてダンベルを握り、マシンなども初めて。娘には『“痩せて”とは言ったけど、“黒くなれ”とか“大会に出ろ”とかは言ってない!』と言われていますが(笑)、私のインスタグラムも見てくれているみたいです」
――それだけトレーニングにのめり込んだ要因は。
「建築学科出身で、建物がカッコ良くて、良い形のものが好きなんです。でも、建築はクライアントがいて、お金を出してくれて設計できる。ボディメイクは自腹で、自分の力で良い形が作れる。トレーニングは大嫌いだけど、それが面白いし、最高に楽しい。ダイエットの先に、こんな世界があるとも知らなかったです。こんなちっちゃい(155センチ)ちんちくりんの体型で、こんな42歳という年齢で、日本から世界を目指す土俵に乗れるなんて。モデルさんしかできない業界だろうと思っていたのに」
――自分の武器は。
「ウエストです。ここを出せるビキニが私のかっこいいと思っているところ。砂時計ボディを目指して頑張っています」
――最後に今後の目標を教えてください。
「日本代表のジャージを着たいです。それが一番。大きな声では言えないけど(笑)、言いたいです!」
(THE ANSWER編集部)