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運動嫌いだった消防士を変えた一言 ひょろひょろボディも生活も激変させた「筋トレしようぜ」

“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」のNOVICE(アマチュア決勝)大会が昨年12月10日、東京・TFTホールで開催され、予選を勝ち抜いた肉体美自慢が全国から集結した。スポーツモデル部門では福田拓海が25歳の準優勝。運動嫌いだった消防士が大会に出場するまでに至った経緯を聞いた。

スポーツモデル部門で準優勝した福田拓海【写真:徳原隆元】
スポーツモデル部門で準優勝した福田拓海【写真:徳原隆元】

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#56 福田拓海」

“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」のNOVICE(アマチュア決勝)大会が昨年12月10日、東京・TFTホールで開催され、予選を勝ち抜いた肉体美自慢が全国から集結した。スポーツモデル部門では福田拓海が25歳の準優勝。運動嫌いだった消防士が大会に出場するまでに至った経緯を聞いた。

 ◇ ◇ ◇

――率直な感想をお聞かせください。

「今年スポーツモデル部門では2大会目で、前回も2位。正直、今回は(優勝して)プロ資格を取りに来ていたので、ちょっと悔しいです」

――大会に出るようになったのはいつ頃か。

「5年前からやっていて、回数は数え切れないですね。以前はサーフモデル部門で出場していました。もともとスポーツモデル部門に憧れていたんですが、ちょっと絞りが難しくて諦めていました。今回は決起というか、自分の中で気持ちを入れて挑みました」

――大会に出場するようになったきっかけは。

「やはり筋トレが好きで、コンテストに出て認められるという承認欲求がモチベーションになっています。評価されることは楽しいですし、嬉しいので出場しています」

――筋トレ好きということは昔からトレーニングに励んでいたのか。

「もともと運動好きじゃないんですよ。めっちゃ嫌いで。でも、5年前ぐらいに職場の先輩から『筋トレ一緒にしようぜ』と言われてやるようになりました。初めは『もうやだなぁ。運動したくねぇな。もう家から出たくないなぁ』という感じでしたが、自分の体の成長が分かるので楽しくなってドハマりしました」

――全然運動していなかったところから筋トレを始めてみて感じた変化は。

「ひょろひょろだったところから体が結構変わりました。あとは日頃の生活も凄くリズムが出て健康的になり、ライフスタイル自体が凄く良くなりました。今までは食事の内容にも気を使っていませんでしたが、筋トレを始めたことによって、食生活、起床時間といった生活のリズムが凄く良くなりました」

――始めてみて大変だったことは。

「減量期は決められた時間に食べなきゃいけない、栄養バランスを考えなきゃいけないといった食事の節制が難しかったです。ただ、1人1人自分に合った減量スタイルがある中で、それを探していく探究心は凄く楽しいですね」

――お仕事は。

「18歳の頃から消防士をしています。中学生の時に『緊急車両24時』のような番組をテレビで見て『いいな』と思ったのがきっかけで、高校卒業してすぐに入りました。最初のほうは全然ついていけなくて、走ったり、ある程度の体幹トレーニングをやったりと、基礎体力については自分なりに自己研鑽するようになりました」

――仕事と両立する上で難しかったことは。

「緊急の出動も多く、どうしても24時間の仕事をするので、減量期だと食事の内容も難しくなってしまいます。ただ、そこは職場の方にも理解いただいて、自分なりの食事生活を徹底させてもらったりしました」

――自慢の部位は。

「腹筋ですね。よく腹筋綺麗だね、強いよねと言われるので、そこが強みです」

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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