来月60歳にして絞り込んだ肉体美 50歳から挑戦、筋肉も友達も増える「フィットネスは素晴らしい」
9日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」。メンズフィジーク50歳以上172センチ以下級に出場した橋口薫は59歳ながら堂々6位入賞した。50歳にしてボディビルを始めた経緯、10月には還暦を迎える今後の目標を聞いた。
コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#36 橋口薫」
9日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」。メンズフィジーク50歳以上172センチ以下級に出場した橋口薫は59歳ながら堂々6位入賞した。50歳にしてボディビルを始めた経緯、10月には還暦を迎える今後の目標を聞いた。
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――6位という結果について。
「今まではボディビルをしていて、フィジークは今年初めて。10月に60歳になるので、その節目として挑戦しましたが、関東選手権6位で出場権をいただき、今大会も6位と、思いがけない結果がポンポンと来てしまって、びっくりしています。まさかですね」
――競技を始めたのは。
「50歳でボディビルを始めて、その時に東京オープンの65キロ級で優勝し、そこから競技生活を続けています。もともとはゴールドジムに入会し、元日本チャンピオンの鈴木雅さんなどに指導いただき、そこから『競技に出てみないか』とお誘いをいただいて、挑戦をしてみたら、こういう形で少しずつ繋がってきました」
――職業は。
「在日米軍基地の中で兵隊さんと一緒にトレーニングする環境もあるんです。財務・経理で会計士をしていて、体とはまったく関係ないですが(笑)。それとは別にパーソナルトレーナーもやらせてもらっています」
――還暦も近づいているが、まだまだ元気。
「競技の中では年齢はなく、フィットネスは体を作れますよと広めたいですね」
――競技を始めて何が変わった。
「競技仲間ができたり、一般の方に声をかけていただいたり、友達の輪が広がったことですね。年齢を重ねるごとに友達がなくなっていくような感覚が、逆に今は増えている。いろいろな知り合いができるので、フィットネスは素晴らしいですよ」
――今後について。
「もっと進化をしたいということ。年齢関係なく挑戦をしていきたいですね」
(THE ANSWER編集部)