「一晩80km歩く行進訓練の方がキツイ(笑)」 元格闘家の自衛官、楽しいしかないボディメイク
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。クラシックスポーツ部門では34歳の自衛官は三品竜作が優勝し、プロカードを手にした。「自分のベストな体を持ってこられた。自分との戦いに勝てた」と充実感を漂わせた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#24 三品竜作」
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。クラシックスポーツ部門では34歳の自衛官は三品竜作が優勝し、プロカードを手にした。「自分のベストな体を持ってこられた。自分との戦いに勝てた」と充実感を漂わせた。
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――優勝した率直な感想は。
「エントリー人数が3人という少ない中ではあったんですけど、自分のベストな体を持ってこられました。コンテストって人との競い合いじゃなくて自分との戦いだと思っているので、それに関しては今日は勝てたというか満足したというか、優勝以上にいいものが得られたと思っています」
――プロカードも獲得した。
「フィジークとクラシックスポーツで今回、2つプロが獲れたのでよかったです。フィジークはこの大会じゃないですけど、ずっと前の横浜大会でプロになっていて。2カテゴリーでプロになれて嬉しい気持ちですね」
――トレーニングを始めたのはいつ頃か。
「2017年ぐらいから初めて、最初はNPCJ――今のFWJとか他の団体のコンテストに出ていたんですが、2020年ぐらいからサマー・スタイル・アワードのステージが凄く動きがあってとても面白そうだなと思って、出場し始めたらハマってしまいました。それからはずっとサマー・スタイル・アワードで出ています」
――始めたきっかけは。
「その頃は陸上自衛官をやっていまして、今は航空自衛官なんですけど、仕事柄、体を使うので鍛えていて、その延長線上にボディメイクという感じです」
――体はずっと鍛えている。
「そうですね。コンテストに出る前は、20歳ぐらいからプロの総合格闘家を目指していて、5年ぐらいはボディメイクじゃなくて格闘家になるためのトレーニングをしていました。なのでトレーニングはずっとしていましたね。試合にも出て、一応セミプロというか、プロ一歩手前までは行ったんですけど、その時に自衛隊に入隊して格闘技は引退という形になりました。今はできるトレーニングを突き詰めよう、みたいな感じです」
――ボディコンテストの楽しさは。
「日々変わっていく自分の体に自信が持てるので、全ての面において自信がつきますね。めちゃくちゃ自信がつくので。あとはトレーニーで悪い人はいないというか、人間性がいい方が多いので、トレーニングはそういうところも研磨されるのかな、という感じがします」
――自衛官や格闘家としてのトレーニングと違って、ボディコンテストのトレーニングで辛かったことは。
「基本的にボディメイクのトレーニングで辛かったというのは正直ないですね。めちゃくちゃ楽しいです。自衛官の訓練でいうと、行進訓練は一晩で70キロ、80キロ歩くんですけど、そっちのほうがキツイです(笑)。ボディメイクは楽しいことしかないです」
――自慢の部位は。
「肩は結構凄いと言われるので肩ですかね」
――今後の目標は。
「プロの舞台のほうがレベルは上がってくるので、そこで勝てる体を作っていきたいなと思っています」
(THE ANSWER編集部)