パキパキに仕上げた「自分の背中が好き」 ジム後の幸福感にハマり、変わったライフスタイル
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビキニモデル部門のショートクラス(161センチ未満)は29歳の田所伶海が優勝。同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。ダイエット目的で気軽に始めたトレーニング。解放感や幸福感を感じてハマっていった過程を聞いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#21 田所伶海」
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビキニモデル部門のショートクラス(161センチ未満)は29歳の田所伶海が優勝。同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。ダイエット目的で気軽に始めたトレーニング。解放感や幸福感を感じてハマっていった過程を聞いた。
◇ ◇ ◇
――優勝した率直な感想は。
「やっと、という感じです。前回4月が初戦だったんですけど、ROOKIEでは2位、本戦では3位でどちらも1位を獲れなくて。やるなら1位をずっと目指してやってきたので、今回がリベンジということで、やっと獲れました」
――トレーニングを始めたのはいつ頃から。
「本格的に始めたのは去年の8月ぐらいです。増量を兼ねてご飯を食べて、トレーニングは週6ぐらい、結構ハードにやりました」
――始めたきっかけは。
「そもそもはダイエット目的でした。友達と3週間だけやってみようという感じでパーソナルトレーナーをつけて、トレーニングをしながら食事を制限して。そこからトレーニング後の解放感だったり、幸福感だったり、凄く快感というか、いいなーと思って、生き方も変わってきました。ライフスタイルもトレーニング中心になって、無駄なことをしなくなったのが一番いいなと思います」
――お試しで始めたのはいつ頃から。
「1年半前ぐらいです。気軽に始めました。しんどかったし、やめたかったし、食事制限なんて絶対無理って思っていたんですけど(笑)」
――それでも続けられた理由は。
「続けられるんだっていう達成感が凄かったですね。極めたくなるタイプで、極めようとなったのがこの大会なのかなと。後は、この人たちはどんな生活をしてるんだろう、という興味もありました。今インフルエンサーもたくさんいらっしゃるじゃないですか。そういった方々のストーリーを見て、なんかちょっとこういう道を試してみたいなと」
――実際やってみてどうだったか。
「みんな凄いなって。なんでこの世界に入ったんだろうってたまに思います(笑)。人生でなかなか自分を追い込んで自分と向き合う期間ってそうそうないと思うんです。過程を知れて、自分も成長できたと思いますし、こういうトレーニングや運動を少し日常に取り入れることで、生活が豊かになるっていうことをどんどん発信していきたいというのはあります」
――大会に向けてのトレーニングをやめたいと思うこともあった。
「辛かったけど、不思議とやめたいはなかったですね。1位への執着と、自分を証明したい、自分もできるということを自分のために証明したくて、という思いが強かったです」
――特にしんどかったことは。
「脚トレですね。脚トレが嫌すぎて、車の中で1時間閉じこもっていたこともありました。今はだいぶ慣れて自ら行けるようになったので、だいぶメンタルは強くなったかなって思います(笑)」
――逆に良かったことは。
「運動後の幸福感です。もう最高です。ジムに行く前は『しんどい、もうやりたくない』って思っても、終わった後は『ハッピー!』みたいな(笑)。やって後悔したことはないです。やらなかったほうが後悔します。それを知っているからやりに行く、という感じです」
――お仕事は。
「ジムで働いています。そこでトレーナーとして活動できるように準備をしています。今はフロントで受付をしていて、まだトレーナーの『ト』も始まってないです。これから始めたいです」
――自慢の部位は。
「背中ですかね。お尻もそうですけど。背中は結構パキパキになっていると言われているぐらい結構追い込める人なので、自分の背中が好きですね。お尻も好きですけど」