きっかけは妻の一言「ムキムキの方がカッコいい」 20kg以上減量した元海上自衛官の人生の変化
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ROOKIE CHALLENGE CUPのスポーツモデル部門では25歳の山内アライン賢信が優勝した。妻から「ムキムキのほうがカッコいい」と言われて始めたトレーニング。20キロ以上減量して現れた内外の変化を聞いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#20 山内アライン賢信」
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の千葉予選と千葉ROOKIE CHALLENGE CUPが6月25日、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ROOKIE CHALLENGE CUPのスポーツモデル部門では25歳の山内アライン賢信が優勝した。妻から「ムキムキのほうがカッコいい」と言われて始めたトレーニング。20キロ以上減量して現れた内外の変化を聞いた。
◇ ◇ ◇
――優勝した率直な感想は。
「大会に出るのは今回が初めてでしたが、やることはやったな、という感じです。率直に嬉しいです」
――始めたきっかけは。
「前職が海上自衛官だったんですけど、妻にムキムキのほうがカッコいいと言われたことをきっかけにトレーニングにハマりました」
――現在は別の仕事をしている。
「筋トレにハマって、ちゃんとトレーニングしたいというか、パーソナルトレーナーになりたいと思って去年の4月に辞めました。9月からトレーナーになりました」
――初めてのボディコンテストに向けて辛かったことは。
「たくさんありますね。体重が減らないというのもありましたし、住んでいるところから職場まで遠かったので肉体的なストレスもありました。結局は周りが支えてくれる環境があって、他のトレーナーからのアドバイスがあったので、どんなにしんどいことがあっても4か月半なんとか乗り越えることができたかなと思います」
――やめたいとはならなかった。
「逆に『やらないと』となりました。支えてくれている分、仕事で足を引っ張ってしまっている分、ここはちゃんとやらないと、となりました。恩返し、そうですね」
――海上自衛官の時もトレーニングはしていたが、大会のことは考えていなかった。
「なかったですね。シンプルにムキムキになりたいという思いでしたが、お肉は乗っていたので、ムキムキとは言えなかったです」
――大会に出ようと思ったきっかけは。
「必須ではありませんが、パーソナルトレーナーとしてお客様の気持ちが分かったりしますし、トレーニングを重ねていくうちにやっぱり憧れもありました。憧れを憧れで終わらせないために、自分が憧れられる、じゃないけど、そこに行きたいなと思いました」
――やっていて楽しかったことは。
「ポジティブになりました。もともと体重が80キロ台後半ぐらいで、今は60キロ台前半まで行きました。初めて腹筋が見えたんですよ。自己肯定感は上がりましたね。カッコいい体になると、考え方が変わる。考え方が変わると、『人生楽しい!』というぐらいの感覚になりました。妻からの目も変わりましたし、周りからもカッコいいと言われるようになりました。それが自信に繋がるのではないかなと」
――自慢の部位は。
「肩です。どこもまだ小さいんですけど、肩だけはまだあるほうだと思います」
――今後の目標は。
「スポーツモデルの頂点を目指すことです。スポーツモデルのプロを目指してやっていきます」
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)