タイから来た「ビキニの女王」の世界級ボディ 日本でも人気の理由は「謙虚さが日本人に合う」
30年以上の歴史を誇る世界最大級のボディコンテスト「マッスルコンテスト」。2月19日には、3年ぶりとなる日本での国際大会「マッスルコンテスト・ジャパン」が川崎市・カルッツかわさきで開催された。世界中のトッププロ選手によって競われる「IFBBプロリーグ・ビキニ」ではタイ出身のニッタヤ・コントゥン(Nittaya Kongthun)が3年前の前回大会に続き、連覇を達成した。トレーナーを務めるノエル・ウォルシュ(Noel Walsh)氏が喜びの声を代弁。着実にレベルが上がっているというアジアの女性ボディコンテスト事情についても語ってくれた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#6 ニッタヤ・コントゥン」
30年以上の歴史を誇る世界最大級のボディコンテスト「マッスルコンテスト」。2月19日には、3年ぶりとなる日本での国際大会「マッスルコンテスト・ジャパン」が川崎市・カルッツかわさきで開催された。世界中のトッププロ選手によって競われる「IFBBプロリーグ・ビキニ」ではタイ出身のニッタヤ・コントゥン(Nittaya Kongthun)が3年前の前回大会に続き、連覇を達成した。トレーナーを務めるノエル・ウォルシュ(Noel Walsh)氏が喜びの声を代弁。着実にレベルが上がっているというアジアの女性ボディコンテスト事情についても語ってくれた。
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女王の強さは、3年の間が空いても健在だった。コロナ禍もあり、2020年以来の開催となった「マッスルコンテスト・ジャパン」。大会の最後を飾る「IFBBプロリーグ・ビキニ」を制したコントゥンは充実感に溢れた表情を見せた。
「日本は彼女にとって幸運の地です。彼女は日本でプロデビューしました。そのときは優勝できませんでしたが、次に戻ってきたときには優勝できました。その後コロナ禍で期間が空いてしまいましたが、日本がショーを再開してくれたので、またここにやってきたのです。戻って来られてとても嬉しいです」
英語が得意ではないコントゥンに代わり、英国出身のウォルシュトレーナーがこう代弁すると、本人も嬉しそうに「イエス」と頷いた。
ウォルシュ氏が「この国の人々のサポートは素晴らしく、この国をエンジョイできています。だから日本に帰ってくるのはいつでも良い経験になります」と続けると、タイ出身の女王は再び「イエス、イエス」と繰り返し同意した。
日本の大会に出場するのは3度目。「彼女は謙虚です。日本でファンが多いのは彼女の謙虚さが日本人にも合っているからだと思います」とウォルシュ氏は語る。