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40代でキリマンジャロ登頂、フルマラソン4時間切り 今年50歳にして最強の「事務のおばちゃん」

ボディコンテストの登竜門「マッスルゲート」神奈川大会が2月18、19日、川崎市・カルッツかわさきで開催された。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)ルールに則って行われる本格的なコンテストだが、新人選手も参加しやすく、門戸が広いのが特徴だ。ウーマンズレギンスフィットネス部門163センチ以下級では49歳の大坪京子が優勝。過去にはホノルルマラソンを12年連続で完走し、キリマンジャロ登頂も達成した自称“事務のおばちゃん”。「今はトレーニングのほうが楽しい」と情熱を燃やし、ボディコンテストに臨んだ理由を明かしてくれた。

ウーマンズレギンスフィットネス部門163センチ以下級で優勝した大坪京子さん【写真:中戸川知世】
ウーマンズレギンスフィットネス部門163センチ以下級で優勝した大坪京子さん【写真:中戸川知世】

各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#5 大坪京子」

 ボディコンテストの登竜門「マッスルゲート」神奈川大会が2月18、19日、川崎市・カルッツかわさきで開催された。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)ルールに則って行われる本格的なコンテストだが、新人選手も参加しやすく、門戸が広いのが特徴だ。ウーマンズレギンスフィットネス部門163センチ以下級では49歳の大坪京子が優勝。過去にはホノルルマラソンを12年連続で完走し、キリマンジャロ登頂も達成した自称“事務のおばちゃん”。「今はトレーニングのほうが楽しい」と情熱を燃やし、ボディコンテストに臨んだ理由を明かしてくれた。

 ◇ ◇ ◇

――優勝した率直な感想を。

「嬉しいです。半年間頑張ってきた成果が結果として出てとても嬉しいです」

――エントリー表の主なスポーツ歴に「ランニング歴15年・2007年~2018年ホノルルマラソン完走・2019年名古屋ウィメンズマラソンにてサブ4達成」と書かれていた。

「コロナ禍まで毎年続けていました。もともと有酸素ランニング系で。フィットネスクラブも行っていましたが、全然痩せなくて体重維持って感じでした。もう49歳なんですけど、加齢と共に体重が増えてきてしまって。それでオレンジセオリーフィットネスに行ってみたところ、7、8キロ痩せました。体重が落ちたおかげで、フルマラソンでもサブ4を達成できました」

――「サブ4」というと4時間を切ったということ。

「3時間47分でした。4時間が十何年も切れなかったのですが、オレンジセオリーに行って体重を落とし、心肺機能も高めることでサブ4を達成できました」

――加齢とともに体重が落ちなくなったのをきっかけにトレーニングを始めた。

「そうですね。そこで知り合ったコーチがパーソナルトレーナーを始めて、そこで本格的に筋トレを始めるようになったのが3年前です。昨年の9月に大会に出ることを決め、4キロ減量して今回初めて参戦しました」

――トレーニングで大変だったことは。

「結構好きなので、あまりしんどかったことはありませんでした。特にきついことはなく、動くのが好きなので楽しんでやっていました」

――またホノルルマラソンに出るつもりは。

「もうトレーニングのほうが、成果とか体も変わってくるので、そっちのほうが面白くなってきました。これからは筋トレにしようかなと」

――ボディコンテストは引き続き出場する。

「そうですね。先生と一緒に決めた目標がジャパンカップで優勝を目指すということだったので、これからもジャパンカップに向けて先生と一緒に体を鍛えていきます」

――先生の存在は大きい。

「はい。津森一誠トレーナーといって、ご自身も2022年のJBBFメンズフィジーク180センチ超級で日本5位になられた方です。2年半ほど津森先生のパーソナルトレーニングを週1で受けて作り上げた体です。ポージングも指導いただいたおかげで、背中のリアも出せるまでになりました。その他にもオレンジセオリーで週4、5回、自分でも週1で筋トレして大会に臨みました」

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