モデル兼レースクイーン、身長174cmの砂時計ボディで夢見る「世界」 元五輪強化指定選手の逸材
30年以上の歴史を誇る世界最大級のボディコンテスト「マッスルコンテスト」。2月19日には、3年ぶりに日本での国際大会「マッスルコンテスト・ジャパン」が川崎市・カルッツかわさきで開催された。女子ビキニの部170センチ超級はモデル兼トレーナーの黒咲玲香が優勝。セーリングの元五輪強化指定選手であり、174センチの長身でレースクイーンとしても活躍する黒咲にボディコンテストに出場することになったきっかけややりがいを聞いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#4 黒咲玲香」
30年以上の歴史を誇る世界最大級のボディコンテスト「マッスルコンテスト」。2月19日には、3年ぶりに日本での国際大会「マッスルコンテスト・ジャパン」が川崎市・カルッツかわさきで開催された。女子ビキニの部170センチ超級はモデル兼トレーナーの黒咲玲香が優勝。セーリングの元五輪強化指定選手であり、174センチの長身でレースクイーンとしても活躍する黒咲にボディコンテストに出場することになったきっかけややりがいを聞いた。
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――率直な感想をお聞かせください。
「プロカードを狙っていたので、獲ることができなくて悔しいです。ただクラス優勝ももちろん狙っていて、前日の東京大会と今日のジャパンと両方で優勝できたので、それはとても嬉しいです」
――コンテストに出るようになったのはいつから。
「2017年からで、これが6年目です」
――出場するようになったきっかけは。
「モデルの仕事やレースクイーンもやっていて、太ったら衣装が入らなくなるので体型維持のためにトレーニングを始めました。もともと実業団でヨットの選手をやっていたんです。オリンピックの強化指定選手としてやっていて。トレーニングも、やるからには目標が欲しくて、どうせやるからにはコンテストに出て勝ちたいなと。最初はただのボディメイクだったんですけど、出るとハマっちゃってずっと出ています」
――ヨット(セーリング)の選手をしていたのはいつ頃。
「五輪の強化指定選手としては4年間、北京五輪の時です。その間もずっとモデルをやっていました。モデルとレースクイーンは10年以上やっていて、今も続けています」
――大会に向けてトレーニングする中で大変だった経験は。
「減量ですね。いつも15キロぐらい減量します。食べるのが好きなので、切り替えられるけど、それでも食べ物が食べられないのが辛いです。だいたい3、4か月で15キロ落とします。でも応援してくれる人たちがたくさんいるので頑張らなきゃというのと、成績を残さなきゃという思いでやっています」
――やりがいは。
「支えてくれる人たちもそうですけど、スポンサーも何社かついてくださっているので、結果で恩返ししたい思いがあります。でも一番はやっぱり自分がずっとスポーツ選手なので、戦うのが好き。トレーニングってやればやるだけ鏡で見て体が変わるのが分かり、結果が自分ですごく見えるので、やりがいがあります」
――次の目標は。
「もちろんプロカードです。ビキニのプロ選手になって世界で活躍したいです。これまでも海外の大会には出ていますが、夏ぐらいにはまた出たいなと思っています」
――自慢の部位は。
「アウトラインです。ジャッジの人にもアウトラインは一番良いとよく言われます。ビキニの選手は砂時計体型じゃないといけないんですが、そこは強いかなと思います」
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)