交通事故で大怪我→4か月後にボディコン日本一 肋骨2本折れた尾花優が毎日意識した存在
株式会社SBCが主催する「Super Body Contest(スーパー・ボディ・コンテスト)」の日本大会となる「SBC FINAL 2022」が12月10日、埼玉・越谷サンシティホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。アウトラインを重視するSBC部門のDUKEクラス(男子30~39歳)で1位に輝いた35歳の尾花優は、同部門の総合優勝にあたるChampion of The Showにも選ばれた。8月には交通事故で肋骨を2本折り、頸椎捻挫も患う大怪我を負ったが、11月の鎌倉予選でカムバック優勝。勢いそのままに日本大会も制した。「毎日意識していた」というライバルの存在と、優勝の重みについて聞いた。
Super Body Contest 2022 FINAL
株式会社SBCが主催する「Super Body Contest(スーパー・ボディ・コンテスト)」の日本大会となる「SBC FINAL 2022」が12月10日、埼玉・越谷サンシティホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。アウトラインを重視するSBC部門のDUKEクラス(男子30~39歳)で1位に輝いた35歳の尾花優は、同部門の総合優勝にあたるChampion of The Showにも選ばれた。8月には交通事故で肋骨を2本折り、頸椎捻挫も患う大怪我を負ったが、11月の鎌倉予選でカムバック優勝。勢いそのままに日本大会も制した。「毎日意識していた」というライバルの存在と、優勝の重みについて聞いた。
――優勝おめでとうございます。涙も流していたが。
「ありがとうございます。感無量です。今回もそれに尽きます。DUKEクラスはレベルが凄く高いという噂があって、その中でもアッキーさんと呼んでいる(2位の)高橋秋裕選手と、(3位の)田中佑樹選手。田中選手は(予選の)鎌倉のときに一騎打ちした仲なので、そういう人たちの中で、一番を獲れたということがなにより自信になりましたし、彼らに敬意を表しています。誰が勝ってもおかしくない賞だったので、一番重い賞だと思っています。しっかり受け止めて、また精進して頑張っていきたいと思います」
――田中選手も減量で辛いときに尾花選手を思い浮かべて「負けていられないな」と頑張ったと話していた。
「僕も全く同じ状況でした。やっぱり大変だったので。1位を獲るとイメージしてやっていると思うので、その中で彼が絶対に乗り越えちゃうんだろうな、というイメージを持ちながらトレーニングに励んでいました。今回はちょっとした差だったとしか思っていないので、今までで一番重い賞だなと実感しています」
――次は重いプレッシャーを背負いながらの防衛戦に。
「そうですね。防衛なんて初めてなので。ただ、そういう気持ちは来年(2023年)クリアにして、ゼロからスタートすると決めています。今回が小学1年生、次は2年生に上がれた、というぐらいの気持ちで1年過ごしたいと思います。休んでしまうとまたやらなくなってしまうので、来年は色々と検討しながらやっていきたいと思います」
――この1か月はライバルを意識しながら過ごした。
「毎日ですね。毎日、意識していました。とにかくそれがないとやっていけなかったぐらいです。本当に感謝しています」
(THE ANSWER編集部)