黒光りさせた自慢の「腹筋」 起業を経て帰ってきた日本王者、30歳田中健斗が復活2冠
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の最終予選が12日、埼玉・三郷市文化会館大ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。スポーツモデル部門ではトールクラス(176センチ以上)とオーバーオール(総合)で田中健斗が優勝し、2冠に輝いた。日本大会でクラス別を4度、オーバーオールを3度制している実力者だが、ここ2年は大会未出場。空白の期間と久々の優勝について聞いた。
サマー・スタイル・アワード最終予選
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の最終予選が12日、埼玉・三郷市文化会館大ホールで開催され、各部門で筋肉美が競われた。スポーツモデル部門ではトールクラス(176センチ以上)とオーバーオール(総合)で田中健斗が優勝し、2冠に輝いた。日本大会でクラス別を4度、オーバーオールを3度制している実力者だが、ここ2年は大会未出場。空白の期間と久々の優勝について聞いた。
◇ ◇ ◇
――優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます。2年間ほど出場しておらず、今回久しぶりに大会に出させてもらったので勝ててよかったです。久しぶりでしたし、レベルが上がっているのは知っていたので、楽しんで出られたらいいな、というぐらいで考えていました。結果が出たのでよかったです」
――とても楽しんでいるように見えました。最後の2人に残ったライバルとグータッチをしていましたが。
「彼とは昔同じジムで一緒にやっていた後輩で仲も良かったんです。そういう人と競い合えて、とても楽しかったです」
――30歳で、First-Fit株式会社の代表取締役をしている。
「もともとトレーナーを6年ぐらいやっていたのですが、1年半前ぐらいに独立して開業しました。今は7人で、次は10人ぐらいになる予定です。新宿、錦糸町、六本木、麻布十番に店舗があります。パーソナルトレーニングをメインでやっていますが、いろんなことに挑戦したいなと思い、今はまた別の事業も進めています」
――2年間出場していなかったのはやはり起業の関係か。
「そうですね。なにも分からない状況から始まっていたので、筋トレに割いている時間があまりありませんでした」
――2年間やっていなかったことで不安はあったか。
「そうですね。どこまで絞れているかという感覚が分かりませんでした。引っ越しもしていて体重計がなかったので、最後に体重を量ったのが3週間前とかでした。大丈夫かな、という感じでしたがなんとか勝てたなと」
――トレーニングを始めたきっかけは。
「高校生のときにバスケットボールをやっていて、バスケ部にパーソナルトレーナーのような人がいたんです。そこからトレーニングが自分のルーティンになってずっとやるようになりました」
――自慢の部位は。
「腹筋だと思います」
(THE ANSWER編集部)