強豪野球部出身、浮田力壮が自慢のメロン肩で2冠 卒業後の米国留学で「人生変わった」
今月開催されたボディコンテストの登竜門「マッスルゲート」東京大会。新人選手も参加しやすく、トレーニングの成果を確かめられる門戸の広い大会。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)ルールに則って行われる本格的なコンテストで、21歳の浮田力壮はメンズフィジーク新人の部176センチ以下級とクラシックフィジーク新人の部で2冠を達成した。
ボディコンテストの登竜門「マッスルゲート」東京大会
今月開催されたボディコンテストの登竜門「マッスルゲート」東京大会。新人選手も参加しやすく、トレーニングの成果を確かめられる門戸の広い大会。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)ルールに則って行われる本格的なコンテストで、21歳の浮田力壮はメンズフィジーク新人の部176センチ以下級とクラシックフィジーク新人の部で2冠を達成した。
高校時代は東京の強豪・修徳の野球部に所属。卒業後に語学留学で米国に渡り、本格的なトレーニングと出会った。競技を始めるきっかけや、米国で変わったトレーニングへの意識について聞いた。
◇ ◇ ◇
――コンテスト初出場で2冠。
「素直に嬉しいです。トレーニングを始めた時から大会に出たいと思っていたので」
――普段はゴールドジムでトレーナーとして勤務。高校野球では夏の都大会8強入りにも貢献されましたが、競技を始めるきっかけは。
「高校卒業後、英語を学びたいと思ってアメリカ留学したのですが、そこで出会った米国人の友達が筋トレがすごく好きで。本場でしたし、自分もこうなりたいと思ったのがきっかけです。自信があるのは背中と肩」
――米国でトレーニングに対する意識も変わった。
「トレーニングを始めた頃は米を食べていれば身体がデカくなると思っていました。タンパク質も意識したことがなく、その頃は今より体重があったけれどただの脂肪という感じ。アメリカに行ってから、知識をつけていくうちに変わっていった感じがします」
――体を鍛えていて良かったと実感することを教えてください。
「たくさんあるのですが、まず人生が変わりました。当時はやりたいことも全くなく、たまたま筋トレに興味を持って鍛えるうちに、人とのコミュニケーション能力を高められたり、栄養なども関わってくるので数多くの学びを得られました。もともと線が細く、食べられない方でしたが、勉強はそこまで好きではなかったけれど今は楽しいですね」
(THE ANSWER編集部)