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ネット上で定期的に勃発 筋トレの「研究論文派VS自己流派」はどちらが正しいのか

岡田氏のオススメは「柔軟に対応すること」

「効率」という言葉に縛られて結論を一つに求めようとしすぎると、トレーニングの効果は頭打ちになると私は思います。論文に執着するあまり、論文から外れたトレーニングや行動をした時に、不安になってしまっては元も子もないですよね。それに、一つの論文が数年後に、「あれ、違っていたよね」という展開になるのもよくある話。「あれは一体何だったんだ……」というパターン、たまにあります(笑)。ですが、そのように試行錯誤して人類は新しい知識を増やしているのです。

 ということで、私のオススメは、一つの方法や結論にこだわりすぎず「柔軟に対応すること」です。論文にこだわってもこだわらなくても、結果は出すには、心から信じて頑張って継続することが大切です。不安にならずに、今「これだ!」と感じるものを、続けてください。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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