ネット上で定期的に勃発 筋トレの「研究論文派VS自己流派」はどちらが正しいのか
岡田氏のオススメは「柔軟に対応すること」
「効率」という言葉に縛られて結論を一つに求めようとしすぎると、トレーニングの効果は頭打ちになると私は思います。論文に執着するあまり、論文から外れたトレーニングや行動をした時に、不安になってしまっては元も子もないですよね。それに、一つの論文が数年後に、「あれ、違っていたよね」という展開になるのもよくある話。「あれは一体何だったんだ……」というパターン、たまにあります(笑)。ですが、そのように試行錯誤して人類は新しい知識を増やしているのです。
ということで、私のオススメは、一つの方法や結論にこだわりすぎず「柔軟に対応すること」です。論文にこだわってもこだわらなくても、結果は出すには、心から信じて頑張って継続することが大切です。不安にならずに、今「これだ!」と感じるものを、続けてください。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)