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【PR】試合当日に体調不良に陥る「ナゼ」 理由は「気合いが足りないから」じゃない

公認スポーツ栄養士でもある、日大文理学部准教授の松本恵さん。大学で教鞭を執る一方、体育会や同好会の様々な競技の栄養サポートを行っている。学生選手を日々、間近でみている松本さんによると、実は大事な試合の直前や当日に、風邪を引いたり、感染性胃腸炎にかかったりと、体調を崩す選手が非常に多いという。

公認スポーツ栄養士も実感、試合当日に体調不良に陥る「ナゼ」

 公認スポーツ栄養士でもある、日大文理学部准教授の松本恵さん。大学で教鞭を執る一方、体育会や同好会の様々な競技の栄養サポートを行っている。

 スポーツ栄養士としての仕事は、多岐にわたる。選手たちが暮らす寮の食事、大会・遠征先での献立の調整、そして、試合当日の食事や水分を摂るタイミングの管理。また、選手のコンディショニングに関する相談を受けることもあり、ケガや病気など体調不良時には、ドクターと相談しながら栄養指導にあたる。

 さらに、在学生だけでなく卒業生の栄養サポートを行う場合もある。2016年リオデジャネイロ五輪、柔道男子銀メダリストの原沢久喜選手もその一人。「例えばスーパーへ一緒に行き、体作りのために何を食べたらいいのか、どの食材にどんな栄養があるのかなどを話しながら一緒に買い出しをすることもあります。また、購入した材料で調理をしつつ、献立についてもアドバイス。一人暮らしでも食事の面でしっかりと体調が管理できるよう、サポートしています」(松本さん)

 学生選手を日々、間近でみている松本さんによると、実は大事な試合の直前や当日に、風邪を引いたり、感染性胃腸炎にかかったりと、体調を崩す選手が非常に多いという。

「試合に向けてハードな練習が続くと、体の免疫力は徐々に低下。結果、タイミングが悪いと試合直前や当日に体調を崩します。やっかいなのは、免疫力と体の状態が一致しない点。ハードな練習期を終え、練習量が下がる時期に入ると、体力が回復し、選手自身は体が動けるようになります。ところが、体の中では段々と免疫力が落ちている。気づかぬうちに、免疫力が非常に下がってしまい、細菌やウィルスに感染。突然、体調を崩してしまいます」(松本さん)

日大文理学部准教授の松本恵さん【写真:編集部】
日大文理学部准教授の松本恵さん【写真:編集部】

カギは免疫力を落とさない食事、免疫物質SIgAを下げないB240で対策を

 大事な時期に感染症や風邪を予防するためには、「免疫力の低下を防ぐ食事を心掛けることも大切」(松本さん)という。では、どのような食事が有効なのか?

「まず、必要なエネルギーや栄養素をしっかり摂ること。低栄養や減量による食事制限は間違いなく、免疫力を下げます。次に、食物繊維や乳酸菌を積極的に摂る。これらは腸内環境を整えるので、免疫力アップにつながります。ただし実践したからといって、即日、腸内環境が変化するわけではありません。最低でも2~3週間はかかるといわれています」(松本さん)

 さて、免疫力が低下すると、唾液に含まれる免疫物質SIgA (分泌型免疫グロブリンA)の分泌量も下がる。SIgAはウィルスや細菌といった病原体の侵入を阻止し、感染予防に働いてくれる物質。その分泌を高めるのが“乳酸菌B240”だ。

「普段から免疫力が高ければ、病原菌の侵入を防ぐことができます。ですからB240乳酸菌を摂ることも良いコンディションで試合を迎えるために有効な対策の一つ。同時に、免疫物質の材料となるタンパク質も摂るとなお良いでしょう」(松本さん)

 大事な試合前に体調を崩すのは、決して「気合いが足りない」からではない、と松本さん。「むしろ、しっかり体を追い込めた結果、免疫力が落ちてしまった。それが、たまたま試合の直前だったのです。試合で練習の成果を発揮するためには、バランスの良い食生活とともに日頃から免疫力を高める食生活を心掛けてください」

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(THE ANSWER編集部)