カナダのパラ競泳選手、応援ボードを持つ日本人女性の姿を公開

　パラリンピックは24日に開幕した。競泳に出場するカナダ選手は、移動中に見た日本人女性の応援に喜んでいるようだ。2種類のメッセージボードを道端で掲げた実際の写真をSNSに公開し「彼女は私たちの気持ちを高め、歓迎されていると感じさせてくれました！」などと文面につづっている。

　カナダのパラ競泳選手、タミー・カニントンが自身のツイッターに公開したのは、移動するバスの中から撮影した2枚の写真。道端に立ったマスク姿の日本人女性が、英語の応援ボードを掲げたものだった。「全てのパラリンピアンが私のヒーローです」「私は最大の応援者です」と2種類のエールがつづられている。

　カニントンは投稿文面に「この素敵な女性は、開会式前の最後の練習にバスで移動しているとき、交差点で待っていました！　彼女は私たちの気持ちを高め、歓迎されていると感じさせてくれました！　彼女に大きな感謝を送ります!!」とつづった。海外のフォロワーからも「なんて最高なの」「彼女は超正しい」とコメントが書き込まれている。

　東京五輪では、「アスリートの皆さん、おはよう！　メダルが取れなくたって、あなたたちは最高!!　だから自分を信じてくださいね！」との応援ボードを持った日本人男性の姿を豪放送局「セブン」の五輪専門ツイッターアカウント「7Olympics」の公式ツイッターが紹介。在日オーストラリア大使館も反応するなどしていたが、パラリンピックでも同じような日本人の姿が選手を感激させている。