選手村食堂で“ゴミ分別選手権” カナダ選手のマッハ片付けに注目「究極の運動能力」
東京パラリンピックに出場する車いすバスケットボール女子代表のタラ・ラネ(カナダ)が、選手村の食堂でユニークな挑戦をして注目を集めている。分別のために細分化されたゴミ箱に対応し、素早く食器を片づけるというチャレンジをしたようで、“新競技のパラリンピック記録”が生まれた瞬間を代表チームのトレーナーが動画で公開している。
食堂のリサイクルシステムを使った“新競技”とは
東京パラリンピックに出場する車いすバスケットボール女子代表のタラ・ラネ(カナダ)が、選手村の食堂でユニークな挑戦をして注目を集めている。分別のために細分化されたゴミ箱に対応し、素早く食器を片づけるというチャレンジをしたようで、“新競技のパラリンピック記録”が生まれた瞬間を代表チームのトレーナーが動画で公開している。
“分別選手権”が開催された。ラネは選手村の食堂で、トレーを膝にのせてゴミ箱へ向かった。分別のために「食べ残し」「カトラリー」「プラスチック」などと細分化されたボックスに大急ぎで食器などを片付けていく。途中スタッフの手伝いもありながら、最後にトレーを片付けると両手をあげてガッツポーズした。
実際の映像を同国代表のトレーナー、ポール・ムラタ氏が自身のTikTokに公開。文面には「究極の純粋な運動能力!」と記した。動画内では、北米でも人気を博した日本のアニメ「マッハGoGoGo」の英語版オープニング曲にのせて、「Tokyo2020デモンストレーション・イベント『スピード・リサイクリング』」などと冗談っぽく記載していた。
オリンピック期間中には、7人制ラグビー女子のイローナ・マー(米国)も同じような“競技”の様子を自身のSNSで公開。これに続いて挑戦し、30秒でフィニッシュしたラネは「現パラリンピック記録保持者」となったとしている。食堂の細分化された分別システムは海外選手の注目の的となっているようだ。
(THE ANSWER編集部)