選手村部屋に家族愛あふれる工夫 米女子選手のアイデアに「これは素晴らしい」と反響
東京パラリンピックが24日に開幕する。各国の選手は続々と選手村入りしているが、米国代表のトライアスロン選手は家族愛あふれる部屋アレンジをインスタグラムで公開し、反響を呼んでいる。
部屋の壁を使ってアレンジ「これから8日間の私の家よ」
東京パラリンピックが24日に開幕する。各国の選手は続々と選手村入りしているが、米国代表のトライアスロン選手は家族愛あふれる部屋アレンジをインスタグラムで公開し、反響を呼んでいる。
「ヘイ、東京。これから8日間の私の家よ」と記し、なんともほっこりする写真をアップしたのはメリッサ・ストックウェルだ。選手村の自室。「TOKYO2020」と書かれたベッドが置かれた部屋の一角、その壁になにやら貼られている。大人の男性と子供の大きな顔写真が2枚。さらに英語で「GO MELLISA」などと書かれたメッセージカードもズラリ。どうやら夫と子供2人、そして自身への応援メッセージを貼ったようだ。
投稿には「最高だ」「これは素晴らしい」「幸運を祈る」「ベッドがより快適になるね」などの声が続々と上がっていた。ストックウェルは大学卒業後に入隊した米陸軍でイラク戦争に派遣され、爆弾により左脚を失ったが、2008年に競泳で北京パラリンピックに出場。以降はトライアスロン選手として3度の世界女王に輝くなど、活躍している。
滞在拠点となる選手村の自室は選手にとって最もプライベートな空間であり、リフレッシュできる場所。離れていても家族を近くに感じ、癒される我流のアレンジでストックウェルは大会に挑む。
(THE ANSWER編集部)