日本発祥の“黄色ライン”にCBC記者興味 海外反応「日本の交通システムは進んでる」
24日開幕の東京パラリンピックを前に、海外レポーターが日本の点字ブロックに注目している。カナダ公共放送「CBC」でレポーターを務めるデビン・ハーロウ氏がツイッターに画像を公開。「視覚障がい者の移動を助ける」と紹介すると、海外ファンから「日本の交通システムはずっと進んでる」と脚光を浴びている。
日本人には普通の光景だが…
24日開幕の東京パラリンピックを前に、海外レポーターが日本の点字ブロックに注目している。カナダ公共放送「CBC」でレポーターを務めるデビン・ハーロウ氏がツイッターに画像を公開。「視覚障がい者の移動を助ける」と紹介すると、海外ファンから「日本の交通システムはずっと進んでる」と脚光を浴びている。
日本人にはお馴染みの光景だ。地面に並べられた黄色のパネル。点状の警告用と線状の誘導用に分かれた点字ブロックだ。「おもいやりぞーん乗車位置」の文字も。ハーロウ氏は画像付きで「駅を道案内する鳥のさえずりに加え、東京の地下鉄駅には視覚障がい者の移動を助ける点字ブロックがある。黄色いブロックの道をたどる」と興味を示している。
海外フォロワーからは「日本のテクノロジーと歴史は凄いね!」「完璧だし、なぜカナダにないのかなって思っちゃう」「日本の交通システムはずっと進んでる。未来の自分たちが使用するために、彼らのイノベーションに目を向けておこう」と反応した。
まだ日本のバリアフリーには課題が残るかもしれないが、点字ブロックは日本発祥とされている。日本人には馴染み深いラインが外国人には珍しいのかもしれない。五輪前から来日し、取材しているハーロウ氏は以前、「駅の鳥の音声は視覚障がい者をガイドするものだった。階段やエスカレーターがどこにあるのかを知らせてくれる」と駅構内で流れる音声の意味もレポートしていた。
(THE ANSWER編集部)