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「日本人に感謝伝えたかった」 ボランティアに花束贈呈、男前な独メダリストに脚光【東京五輪名珍場面】

東京五輪は8日に閉幕し、24日からパラリンピックが開幕する。日本は史上最多となる計58個のメダルを獲得し、コロナ禍でも盛り上がりを見せた。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を回顧する。今回はカヌーで銅メダルを獲得したドイツ選手だ。日本人ボランティアに花束を贈呈し、メダルを手渡すシーンもあったが、本人は「日本の人たちに感謝の気持ち伝えたかったのかもしれない」と明かしていた。

カヌー・スラロームで銅メダルを獲得したアイグナー【写真:Getty Images】
カヌー・スラロームで銅メダルを獲得したアイグナー【写真:Getty Images】

24日開幕パラリンピックへ、東京五輪をプレーバック

 東京五輪は8日に閉幕し、24日からパラリンピックが開幕する。日本は史上最多となる計58個のメダルを獲得し、コロナ禍でも盛り上がりを見せた。パラリンピックへ“熱”を繋ぐべく、競技場内外で生まれた五輪17日間の名珍場面を回顧する。今回はカヌーで銅メダルを獲得したドイツ選手だ。日本人ボランティアに花束を贈呈し、メダルを手渡すシーンもあったが、本人は「日本の人たちに感謝の気持ち伝えたかったのかもしれない」と明かしていた。

 カヌー・スラロームで銅メダルを獲得したハネス・アイグナーが、感謝の気持ちを示していた。メダルを首から外し、隣にいる日本人ボランティアに渡して記念写真したほか、花束を女性ボランティアにプレゼントする場面も。華やかなひまわりの花束を手にし、女性もアイグナーへ嬉しそうな視線を向けていた。

 ドイツの同競技チーム公式ツイッターは、写真2枚を公開。文面に「ハネス・アイグナーの素晴らしい振る舞い! 彼はボランティアに感謝し、花束をプレゼント」と記して脚光を浴びせていた。ドイツ公共放送「ZDF」のインタビューによると、アイグナーは理由をこう説明していた。

「このような状況の中であらゆることをやってくれている日本の人たちに感謝の気持ち伝えたかったのかもしれない。いつもなら花束は母親かガールフレンドにプレゼントするのだけれど、この暑い中ボランティアで働いている方々は大きなリスペクトに値する。だからその人たちに何かいいことをしたかった」

 五輪ではボランティアの活躍や日本人の応援が海外メディアに取り上げられ、多くの選手がSNSなどで感謝を伝えていた。パラリンピックではどんな光景が見られるだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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