東京五輪・女子バスケ日本代表は史上初の銀メダル

　東京五輪は8日に閉会式を迎えた。バスケットボール女子日本代表は、史上初の銀メダルを獲得。躍進を果たしたが、国際バスケットボール連盟（FIBA）は今大会活躍したオールスターファイブを選出。PG町田瑠唯が日本代表で唯一の選出を果たしている。

　FIBAは公式サイトで男女ともに今大会活躍したベスト5を発表。女子部門では日本の司令塔として躍動した町田の名前が挙がった。

　五輪7連覇を果たした米国代表からは、大会MVPに選出されたPFブレアンナ・スチュワート、Fアジャ・ウィルソンが選出。続いて選ばれている町田の寸評では「オールスターファイブで2人に加わったのは、プレーメーカーのルイ・マチダだ。衝撃的な快進撃でホスト国に歴史的な銀メダルをもたらした」と称賛されている。

　その上で、大会アシスト王となった町田について、「彼女は今大会、驚愕の75アシストでフィニッシュした。1試合平均12.5アシストで、準決勝フランス戦での五輪記録となる18アシストを含んでいる」と注目している。

　町田は電光石火のドライブと華麗なパス捌きで、身長162センチながら世界の長身選手を相手に活躍。海外メディアやセレブから称賛を集め、一気に世界的評価を高めている。他にはフランス代表のCサンドリーヌ・グルダ、ベルギーのPFエマ・メーセマンがオールスターファイブに選出されている。