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「#追いロジン」海を渡る 侍JAPANの22歳に米注目「パウダーパフボール」「忍者の技」

東京五輪・野球は7日、決勝で日本が米国を2-0で下し、正式種目としては初の金メダルを獲得した。5投手の継投で完封したが、日本の野球ファンにもよく知られる米国の投球分析家はある投手に注目。投球映像を公開し「パウダーパフボール」と命名している。

アメリカ戦に登板した伊藤大海【写真:Getty Images】
アメリカ戦に登板した伊藤大海【写真:Getty Images】

東京五輪・野球で快投した右腕に米投球分析家が注目

 東京五輪・野球は7日、決勝で日本が米国を2-0で下し、正式種目としては初の金メダルを獲得した。5投手の継投で完封したが、日本の野球ファンにもよく知られる米国の投球分析家はある投手に注目。投球映像を公開し「パウダーパフボール」と命名している。

 注目されているのは日本ハムの伊藤大海投手。ボールが滑らないよう、投球前には右手にしっかりロジンを馴染ませている。セットポジションから右腕を振り抜き、糸を引くような直球がミットに収まった。右手からは少し煙も上がる投げっぷりの良さだ。

 実際の映像をツイッターに公開したのは、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役の米大リーグ選手や米メディアからも多数フォローされている投球分析家のロブ・フリードマン氏。「ヒロミ・イトウのパウダーパフボール」と文面で紹介している。

 米ファンからは「マンガみたいだ」「ニンジャの技」「凄い量の粉だ」「その球種名いいね」「最高だ」などと反響が寄せられたほか、日本のファンからも「忍者っぽいだろ?」「ピッチング忍者にも認知されてるな」などとコメントが寄せられていた。

 伊藤は苫小牧駒澤大から昨年のドラフト1位で日本ハムに入団。今季はルーキーながら既に7勝(4敗)、防御率2.42という成績を残している。侍JAPANでも3試合、計5回を無失点と金メダルに貢献した。大会期間中には自身のツイッターでロジンに関する考えをつづり、「#追いロジン」のワードがトレンド入りしていた。

(THE ANSWER編集部)

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