海外選手ら胸打つ“お別れのおもてなし” 空港で目撃された日本人に「この組織は一流」
東京五輪もいよいよ明日8日で閉幕。競技や取材を終えた選手・メディアは続々と帰国の途に就いているが、滞在先などで受けた“お別れのおもてなし”が胸を打っている。五輪金メダリストの英レポーターは空港で目撃した日本人ボランティアに感激し、「この組織は一流だった」「東京五輪のボランティアはどの五輪も優しいと証明した」と話題となった。
選手・関係者らが帰国の途、サッカーNZ代表の“お見送り”も話題に
東京五輪もいよいよ明日8日で閉幕。競技や取材を終えた選手・メディアは続々と帰国の途に就いているが、滞在先などで受けた“お別れのおもてなし”が胸を打っている。五輪金メダリストの英レポーターは空港で目撃した日本人ボランティアに感激し、「この組織は一流だった」「東京五輪のボランティアはどの五輪も優しいと証明した」と話題となった。
ボートで1992年バルセロナ五輪から4連覇したマシュー・ピンセント氏は、英公共放送局「BBC」のレポーターとして来日。3日にツイッターで空港で撮影した1枚の写真を公開した。ボランティアの日本人女性が英語で記した「素晴らしいパフォーマンスと笑顔、そして日本へ来てくれたことに感謝します」と帰国する選手へ向けたメッセージ。最後には日本語で「有難う!」ともつづられ、顔は満面の笑みだ。
ピンセント氏は投稿文面に「これは素敵でした。空港のボランティアグループが出発する選手を拍手していました。こういうタッチは美しいです」とつづり、感動した様子の英ファンからも「東京五輪のボランティアはどの五輪よりも優しいことを証明した」「ラブリーなボランティアだ」「日本が大好きだ」「この組織は一流だった」などと反響が寄せられた。
また、サッカー男子のニュージーランド代表は準々決勝で日本に敗れ、帰国する際、宿舎の外でホテルのスタッフ、警備員、ボランティアら総勢20人が集まって見送ったことが話題となった。大会は8日で終了し、来日した関係者は続々帰国することになる。最後まで日本のおもてなしが見られることは、この大会に参加した人たちの忘れられない記憶になるだろう。
(THE ANSWER編集部)