カナダのソフト女子、ハマスタで行った“1人引退式”の写真公開「人生の1章が閉じる」
東京五輪のソフトボールは、日本代表が実施2大会連続の金メダルを獲得した。3位で銅メダルを獲得したカナダのある選手は引退を表明し、試合が行われた横浜スタジアムで“1人引退式”を行ったようだ。自身のSNSに写真を公開。「この時がやってきました」と伝えている。
銅メダルを獲得したカナダ代表サリングがSNSで報告
東京五輪のソフトボールは、日本代表が実施2大会連続の金メダルを獲得した。3位で銅メダルを獲得したカナダのある選手は引退を表明し、試合が行われた横浜スタジアムで“1人引退式”を行ったようだ。自身のSNSに写真を公開。「この時がやってきました」と伝えている。
7月27日の3位決定戦で、メキシコに勝利したカナダ。見事銅メダルを獲得したが、1人の選手がこの試合で引退したようだ。34歳のジェニファー・サリング内野手は、自身のツイッターにメダルを手に笑顔を浮かべた写真など4枚を公開。そのうち2枚は、横浜スタジアムのホームベース上に自分のスパイクを脱いで並べ、1人で写ったものだった。
カメラにすっきりした表情を向けているサリングは「29年が経ち、この時がやってきました。私はスパイクを日本の横浜スタジアムに置きました。ホームの上に綺麗に乗って、私の人生の1章が閉じることを象徴しているかのようでした」と投稿文面に記載。カナダ地元紙「トリ・シティー・ニュース」によると、サリングは3位決定戦後の会見で引退を明言したという。
日本で現役最後の試合を終えたサリング。北京五輪にも出場したベテランへ、カナダのファンからは「引退後の生活を楽しんで」「素晴らしい選手でした」「銅メダルも美しい」「アメージングなキャリア」「あなたのプレーを見るのが大好きでした」などと労いのコメントが寄せられている。
(THE ANSWER編集部)