19歳四十住、12歳開、13歳ブラウンが表彰台に

　東京五輪の新競技、スケートボード・女子パーク決勝が4日に行われ、19歳四十住（よそずみ）さくらが60.09点で金メダル。夏季五輪史上最年少日本代表の12歳開心那（ひらき・ここな）が58.05点で銀。母親が日本人の13歳スカイ・ブラウン（英国）が56.47点で銅メダルだった。15歳岡本碧優（みすぐ）は53.58点で4位だった。大会公式は3人合わせて44歳という表彰台の写真に脚光。海外ファンからは「なんてクールなの」などと驚きの声が上がっている。

　ニューヒロインの誕生を強く印象付けた。表彰台の中央では左手に金メダルを掲げた四十住が銀の開のほうに首を倒し、ぴったりとくっついている。12歳の開も花束と銀メダルを手に嬉しそうだ。逆サイドでは13歳のブラウンが銅メダルを掲げている。

　3人合わせて44歳というフレッシュな表彰台。実際の写真を東京五輪英語版公式ツイッターが投稿すると、海外ファンからは「なんてクールなことなんでしょう！」「美しい！　彼女たちが楽しんだように私たちも楽しんだ」「五輪史上最も若い表彰台？」「かわいこちゃんたち」「スケートボードを永遠に五輪競技にして」などと反響が寄せられている。

　女子ストリートでは13歳の西矢椛（もみじ）が金メダルを獲得。銀のライッサ・レアウ（ブラジル）も13歳。16歳の中山楓奈が銅メダルで、3人で42歳だった。