日本人警備員にスイス選手が感銘 “タジタジ交流”に「礼儀正しさと敬意を知れた」
東京五輪フェンシング男子のスイス代表選手が、日本人警備員に感銘を受けたようだ。インスタグラムに動画を公開。翻訳アプリを駆使して交流し「礼儀正しさと敬意を知れた」「言葉のバリアを越えた」とつづっている。
スイス選手が警備員に話しかける様子とは
東京五輪フェンシング男子のスイス代表選手が、日本人警備員に感銘を受けたようだ。インスタグラムに動画を公開。翻訳アプリを駆使して交流し「礼儀正しさと敬意を知れた」「言葉のバリアを越えた」とつづっている。
五輪中にはこんな光景も見られた。屋外に立つスイス代表のベンヤミン・シュテフェン。目の前にいるのは警備員だ。シュテフェンはスマホを片手に何やらコメント。気持ちを伝えたようで、ペコペコとお辞儀。警備員はちょっとタジタジだが、微笑ましいシーンだ。最後におやつのようなものをプレゼントしている。
動画を公開したシュテフェンは文面にこうつづっている。
「バブル外の人とは接触ができない。けれど、ホストとしてベストを尽くしてくれている地元の人との交流にトライした。僕には長い会話をするほどの日本語力はない。ありがたいことにテクノロジーのおかげで言葉のバリアを越えることができた。翻訳ツールを使って実際に会話ができたことで、日本人の礼儀正しさと敬意を知ることができた。彼らのマナーには本当に感動したよ」
39歳のシュテフェンは男子エペ個人戦で29位、同団体は8位だった。
(THE ANSWER編集部)