選手村食堂の内部はいかに…豪女子選手が感染対策をレポート「安全は守られているわ」
東京五輪は24日から本格的に競技がスタートした。メディアも入れず、なかなか全容がわかりづらい選手村。オーストラリアの女子水球選手がSNSで食堂の様子を「安全は守られているわ」「食事は10分しかないの」と動画付きでレポートしている。
選手村食堂の様子とは
東京五輪は24日から本格的に競技がスタートした。メディアも入れず、なかなか全容がわかりづらい選手村。オーストラリアの女子水球選手がSNSで食堂の様子を「安全は守られているわ」「食事は10分しかないの」と動画付きでレポートしている。
食事風景を紹介している。手指消毒から始まる動画。ビニールの手袋をはめ、プレートを手にした。フードコートのようにレストランが並んでいる。野菜やスープなどそれぞれ食事を運んで着席し、パーテーションで区切られた机の上を拭いた。感染対策をとっているようだ。
動画をTikTokに公開したのは、水球女子のオーストラリア代表ティリー・カーンズ。「最初に(手を)殺菌し、何かを触る前に手袋をつけるの。トレーを持って……。各トレーは消毒、洗浄してあります」と実況している。「仕切られた各所には消毒シートがあるので、全てシートで拭くの」と説明。「仕切りを通して聞き取るのは難しいので、会話は簡単ではありません。でも、安全は守られているわ」とし、こう続けた。
「チームの規則で、露出を減らすために一度マスクを外したら食事には10分間しかないわ。食べた後は(手を)消毒して新しいマスクをつけ、ゴミを片づけてからまた消毒して出ていきます」
豪ニューサウスウェールズ州地元紙「クルックウェル・ガゼット」は、カーンズの動画を引用しながら「五輪村で食事中の安全な新型コロナ対策を公開」と記事を掲載。「食事中にどのような新型コロナ対策をしているのか公開した」「20歳のオーストラリア人は選手村の典型的なランチの様子を撮影」と伝えている。
選手村のレストランは24時間営業、全て無料となっている。
(THE ANSWER編集部)