日本人は「気温40度でもマスク徹底」 カナダレポーターが見た“真面目な姿”に感心
東京五輪は21日から競技が始まり、23日には開会式が行われる。来日したカナダ公共放送「CBC」のレポーターは、マスク着用を守った人の多い日本人に注目。「つけてない人は一人もいない」と報じている。
カナダレポーターが来日後に見た光景とは
東京五輪は21日から競技が始まり、23日には開会式が行われる。来日したカナダ公共放送「CBC」のレポーターは、マスク着用を守った人の多い日本人に注目。「つけてない人は一人もいない」と報じている。
日本の“マスク着用率”に注目したのは、CBCでレポーターを務めるジェイミー・ストラシン氏だった。「もしもマスクが新型コロナのユニホームであるならば、日本人はAチーム」の見出しで記事を掲載。こうつづっている。
「この終わりのないように感じるパンデミック下で、マスクは国際的なユニホームになっている。カナダを含む世界の多くの地域で、マスクは歓迎されてこなかった。ルールがどうであれ、科学が何と言おうとマスクをしない反マスク主義者がそれぞれの地域にはいる。より一般的なのは形だけ従うもので、マスクをあごにつけたり、鼻まで覆わない」
母国の状況を説明した上で「しかし、東京は違う」と強調。日本で見た様子をこうレポートした。
「ここでは、マスク順守はあらゆるところで見られる。来日してから見てきた数多くの人々の中で、マスクをつけていない人は一人もいなかった。一人も、だ。そしてそれは屋内だけではなく、気温40度の屋外でさえマスク着用は徹底されている」
実際は日本でも全員が着用しているわけではないかもしれない。だが、同氏が見た限りでは強調するほど少なかったようだ。「マスクの適切な着用法を示すポスターから出てきたように、人々は正しくマスクを着用している」と表現。「ワクチンの接種率は低いかもしれない」とつづり、「しかし、日本は新型コロナとの戦いを続けている。人々に正しくマスクをつけることを説得することは課題ではない」と説明している。
(THE ANSWER編集部)