東京五輪で0安打快投 カナダのソフト投手、生存率3%からの復活劇「11日後に目覚めた」
医師から後で聞いたのは「生存率3%」
グローネウェゲンは「後で聞いたのだけれど、彼らは私に生存率3%と告げたそうね」と当時を振り返っている。ただ、その後にレジオネラ症であることが判明すると、医師は容体を安定させることができたようだ。
カナダ代表チームが五輪出場を懸けて日本で戦っている最中の出来事。記事では「11日後、彼女はようやく昏睡状態から目覚めた」「2週間後、回復の素早さにより退院が許された」と伝えている。
また、「死の淵をさまよった6か月後の2019年1月、グローネウェゲンは代表のトレーニングキャンプに復帰。ジムでの最初の数週間は厳しいものだったが、彼女はやり遂げた」と復帰の道のりを紹介。1年後には、カナダ人としてパンアメリカン競技史上初となる完全試合を達成したことも記している。
苦難を乗り越えて出場した東京五輪。「チームメイトのインスピレーションになれるのはとてもクールなこと」「この旅は本当に特別。オリンピックの舞台に彼女たちと立つのことにとてもワクワクしている。歴史を作りたい」と話しているグローネウェゲンは、カナダ代表の東京五輪第1戦で先発投手を務め、4回無安打無失点と快投。見事勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)