神事 努の記事一覧
神事 努
国学院大学人間開発学部健康体育学科准教授。1979年生まれ。バイオメカニクスを専攻し、中京大学大学院で博士号を取得。2007年から国立スポーツ科学センター(JISS)のスポーツ科学研究部研究員。14年から3シーズン、東北楽天ゴールデンイーグルスでデータアナリストを務めた。現在は「ネクストベース」のエグゼクティブフェロー(主任研究員)も務め、同社で野球のデータ分析サイト「Baseball Geeks」を展開。スタットキャストの機能のわかりやすい解説なども行っている。
-
「ノビ」「キレ」「球持ち」… テクノロジーで“野球用語”が変わる?(後編)
2018.04.02近年、データ活用により、大きく変革が進んでいる野球界。MLBでは動作解析システム「スタットキャスト」、NPBでは「トラックマン」が導入され、今まではデータといえば球速くらいだったものが、一転、ボールの回転数、打球の速度など、あらゆる“見える化”が進んでいる。そんな進化を遂げる時代において、私たちはデータとどう向き合えばいいのか。
-
“見える化”が選手の能力を伸ばす? 「データ」は野球をどう変えるのか(前編)
2018.03.30センバツ高校野球が始まり、NPB、MLBもいよいよ開幕。本格的な球春到来に心躍る熱心な野球ファンなら最近、こんな言葉を耳にすることが多くなったのではないか。「OPS」「BABIP」「FIP」という横文字に始まり、「スタットキャスト」「トラックマン」などなど。ニュースを見ていると、知らない間に知らない「野球のコトバ」が増えている。これらに共通しているのは「データ」にまつわることだ。