阪神・淡路大震災から25年、震災が起きた時間にメッセージ発信

　阪神・淡路大震災から25年目を迎えた17日、ラグビートップリーグの神戸製鋼は地震が起きた午前5時46分にチーム公式ツイッターを更新。「私たちはあの日を忘れない」とメッセージを記し、動画を公開した。

　メッセージは震災が起きた午前5時46分に更新された。「BE KOBE　『私たちはあの日を忘れない。』」と記され、併せて動画も公開。25年前のこの日に震災が起き、神戸の街とともに同社の高炉も壊滅的な被害を受けたことを写真などで紹介し、復興の道を歩んできたことを振り返った。

「コベルスティーラーズは再び灯した高炉の炎のように『神戸を勇気づける炎となりたい』という熱い想いとともに、日々ハードなトレーニングに励んでいる」とチームの取り組みを紹介。最後は「神戸の魅力は人にある」「これからも神戸の“人”と、ともに。」との字幕とともに選手たちが「BE KOBE！」と声をそろえるシーンを添えた。

　同様の映像を公式インスタグラムでも紹介し、ファンからは「あの日は、決して忘れない」「見ていると涙が出てきます…」といった声が寄せられた。

　神戸製鋼はW杯日本大会で活躍したFB山中亮平、PR中島イシレリ、WTBアタアタ・モエアキオラに加え、神戸出身のSH日和佐篤らが所属している。今週末は18日にヤマハ発動機（ヤマハ）と対戦する。