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日本サッカーは「今や韓国より先にいる」 元韓国代表監督が認めた日本躍進の理由とは

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト16に終わったものの、グループリーグ(GL)で優勝経験国のドイツ、スペインを撃破して世界を驚かせた日本。一方、韓国も12年ぶりのGL突破を果たして意地を見せた。そんな中、元韓国代表監督が地元紙に対し「日本が上手いということを認めなければならない」と発言。韓国の育成システムの脆弱さやメンタル面の比較、さらに強化試合に対する意識の違いなどに触れている。

サッカー日本代表【写真:ロイター】
サッカー日本代表【写真:ロイター】

地元紙インタビューに答えた元韓国代表監督ホ・ジョンム氏

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト16に終わったものの、グループリーグ(GL)で優勝経験国のドイツ、スペインを撃破して世界を驚かせた日本。一方、韓国も12年ぶりのGL突破を果たして意地を見せた。そんな中、元韓国代表監督が地元紙に対し「日本が上手いということを認めなければならない」と発言。韓国の育成システムの脆弱さやメンタル面の比較、さらに強化試合に対する意識の違いなどに触れている。

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 アジア旋風が吹き荒れた今大会。その先頭を走ったのはベスト16に進出した日本、韓国、オーストラリアだった。韓国としては2010年南アフリカ大会以来3大会ぶりのGL突破で大いに盛り上がったが、宿敵の日本がドイツとスペインを破り、同じベスト16でも“価値”の差は歴然とした形となった。そんな中で韓国紙「東亜日報」は2010年南ア大会で韓国を率いたホ・ジョンム氏のインタビューを掲載。最初にホ氏は日本の躍進について、育成年代の強化の成功を挙げた。

「正確な数字は分からないが、日本は高校チームだけで数千だ。我々とは比べ物にならない。そして一般人にはよく知られていないが……代表チームはなんとか持ちこたえているものの、中高の日韓戦はすでに数十年前からほぼ負けている。日本は随分前からサッカー発展のために長期的な計画を立てて実行しているのだ」

 さらに「日本が代表チームの成績に浮き沈みが少ないと言われているのはそのためか」との問いに「長期的な計画を立てて足りない面を補強し、弱い部分を引き上げているため、優秀な選手が絶えず輩出され、戦力が非常に安定している。基礎や技術は今や、日本が韓国より進んでいる。メンタル向上も、今回のW杯ドイツ、スペイン戦で後半に逆転するのを見れば分かる。競り合いになっても全然倒れなかった」とメンタル面の強化にもつながっていることにも触れた。

 続けて「日本サッカーが韓国より進んでいることを認めないのは韓国だけだと言われているが、合っているか?」との問いにはこう答えた。

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