サッカーの記事一覧
-
34大会ぶり出場の湘南工大附、インターハイ8強で完敗 スタイルを貫いて見えた課題
2022.07.29激戦区を抜けた先に、突き詰めるべき課題が待っていた。全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は28日に準々決勝を行い、湘南工科大附属(神奈川)は0-3で前回準優勝の米子北(鳥取)に敗れた。前半、自陣でプレッシャーをかけられてミスしたところを仕留められて先制を許すと、前がかりになった背後をカウンターで突かれ、前半のうちに3失点。後半は主導権を握って押し込んだが、米子北の鉄壁のディフェンスを崩せず、なかなかシュートを打てないまま逃げ切られた。相手の良さが存分に発揮された試合で完敗を喫したが、湘南工科大附属の室井雅志監督は、取材対応エリアに現れると開口一番「ありがとうございました!」と負けたチームとは思えないくらい元気に挨拶をした。
-
スペインの育成が“結果至上主義”にならない理由 日本と決定的に異なる才能発掘の構造
2022.07.28スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。日本の育成現場では長らく、大会でコンスタントに結果を残す「強豪」と呼ばれるチームが存在感を発揮してきた。結果を追求する指導は時に社会問題にもなってきたが、一方、育成大国として知られるスペインではそうした“結果至上主義”は構造的に生まれないという。その背景を、バスク地方のアカデミーを例にして探った。
-
ベッカムが吹かした超高級車マセラティのエンジン音に大反響「俺の夢」「この唸り声」
2022.07.28海外サッカー、元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏が超高級車を轟かせた。自身のインスタグラムでイタリアの高級車マセラティに乗車する姿を公開。エンジンを吹かせると、海外ファンを「この唸り声」「俺の夢だよ」と虜にしている。
-
韓国戦で負傷交代、心配された宮市亮がメッセージ投稿 ファンは「軽傷を願ってます」
2022.07.28サッカーの東アジアE-1選手権第3戦(豊田スタジアム)は27日、日本が3-0で韓国を破り、4大会ぶり2度目の優勝を飾った。途中出場で後半33分に負傷交代したFW宮市亮(横浜FM)はインスタグラムを更新し、メッセージを記した。
-
「見たことない」と監督も脱帽 矢板中央DF、驚異のロングスローで3戦連続ゴール演出
2022.07.27徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は26日に3回戦を行い、矢板中央(栃木)は東山(京都)を1-1でもつれ込んだPK戦の末に5-4で破り、初のベスト8進出を決めた。冬の全国高校サッカー選手権ではベスト4に進んだ実績を持つが、苦手としていた夏のインターハイでようやくベスト16の壁を超えた。
-
FC東京内定のエース、昌平MF荒井が背負う重責 8強導く2発も「違いを見せないと…」
2022.07.27プロ入りが決まり、違いを見せなければいけないと意気込んだ肩から少し荷が下りた。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は26日に3回戦を行い、昌平(埼玉)が6-2で日章学園(宮崎)を破りベスト8入りを決めた。MF荒井悠汰(3年)は、来季のFC東京加入が内定しており、特別指定選手としてルヴァン杯に出場。この試合では、PKで先制点をマーク。一度は逆転を許す苦しい展開になったが、後半のクーリングブレイク(夏場の暑さを考慮し、飲水・休憩のため全員がベンチに下がる)が明けると、選手交代でギアを上げた昌平の攻撃陣が立て続けに5点を奪って逆転。荒井は後半31分に自身2点目をマークし、勝利に貢献した。
-
なでしこエースが「ジダンみたい」な鮮烈ゴール 海外興奮「象徴的ムーブ」「魔法だ」
2022.07.26海外サッカー、イングランド女子1部のウェストハム・ユナイテッド・ウィメンに所属する女子日本代表(なでしこジャパン)のMF長谷川唯がテストマッチで妙技を披露。巧みなボール捌きから鮮やかなゴールを決め、ファンを虜にしている。
-
「遠征費の安さ」に親も驚き 異端の高校が挑戦、“部活内リーグ”が生む2つの利点とは
2022.07.26昨年11月、発足からわずか3年で全国高校サッカー選手権出場にあと1勝と迫り、話題を呼んだのが相生学院高校サッカー部だ。兵庫県の淡路島を拠点に活動しており、通信制高校としての利点を活かしながら育成年代の新たな可能性を模索し続けている。そんな注目の新興チームが今、これまでのやり方を大きく変え、大人数の部員を抱えながら独自のリーグを運営し強化するという新たな挑戦に打って出た。公式戦並みの緊迫感を作るために、様々な工夫を凝らした「淡路プレミアリーグ」。実施するなかで見えてきた、2つの大きな利点について上船利徳総監督が語った。(取材・文=加部 究)
-
久保建英、新クラブの衝撃“歓迎イラスト”に日本人ツッコミ「誰だ」「欽ちゃん走り」
2022.07.26海外サッカー、スペイン1部リーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダへの移籍が決まり、早くも親善試合で存在感を示した日本代表MF久保建英。大きな期待を寄せるクラブは久保をモチーフにした“キャプテン翼風イラスト”を公開したが、謎過ぎる仕上がりに笑撃を受けた日本人ファンからツッコミが入っている。
-
ネイマール、日本でPK獲得も“常習プレー疑惑”に海外ファンは皮肉「もはや芸術的」
2022.07.26海外サッカー、フランス1部「リーグ・アン」のパリ・サンジェルマン(PSG)は、25日にJ1ガンバ大阪との親善試合で6-2と大勝し、日本ツアーを3連勝で締めくくった。プレシーズンでスーパースター軍団が存分に持ち味を発揮したが、ブラジル代表FWネイマールは“常習プレー”も披露。海外ファンからは「救いようがない」といったあきれ声も上がっている。
-
J内定&プロ注目の神村学園コンビ、初戦敗退に涙 最後の選手権へ「死に物狂いになる」
2022.07.26注目コンビの夏は、わずか1試合で終わってしまった。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は25日に2回戦を行い、神村学園(鹿児島)は0-2で履正社(大阪)に敗れて初戦敗退となった。
-
スター軍団PSG、修学旅行みたいな新幹線移動にSNS興味「オーラ半端ない」「すげー!」
2022.07.26海外サッカー、フランス1部リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)は、25日にJ1ガンバ大阪と対戦した。東京から大阪までは新幹線を利用した模様。リオネル・メッシらスター選手が移動する模様をクラブが動画で公開。「修学旅行みたい」「カッコイイ!」と日本のファンも注目していた。
-
名門・帝京、青森山田を破り15年ぶり全国16強 殊勲の主将「これが下から這い出た力」
2022.07.25徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は25日に2回戦を行い、帝京(東京)が2-1で前回王者の青森山田(青森)を破って3回戦進出を決めた。主将を務めるMF伊藤聡太(3年)は、価値ある逆転の決勝ゴールを決め「1本、2本と決定的なチャンスを外していたので、これで許してくれという感じ。決めた瞬間は、やってやったぞ、これが下から這い出てきた奴の力だ、という気持ちだった」と笑顔を見せた。
-
“太鼓23個”のド迫力応援で圧倒も…PK戦で涙 無念の立正大淞南が誓う冬のリベンジ
2022.07.25全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は24日に徳島県で開幕し、立正大淞南(島根)はPK戦の末に聖和学園(宮城)に敗れて初戦敗退。ド迫力の応援に背中を押されて勝利目前に迫ったが、チームの課題が浮き彫りになる痛恨の失点で追いつかれ、PK戦で涙を呑んだ。
-
2得点の市立船橋MF丸山、最後の夏にかける想い 旧友との再会へ「進路は今大会次第」
2022.07.25全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は24日に徳島県で開幕し、市立船橋(千葉)は5-1で草津東(滋賀)を破って2回戦に駒を進めた。2得点1アシストの活躍を見せた攻撃的MF丸山侑吾(3年)は、「初戦で、最初はすごく硬さがあったけど、やっていくなかで、自分たちはいけるという自信があった。今日は自分を信じ切ることができました。本当に、この大会にかける思いが強い。進路は今大会次第と思っています」と思い切ったプレーに込めていた気持ちを明かした。
-
名トレーナー招聘で肉体改造 怪我人激減の九国大付、インハイ16強超えへ確かな自信
2022.07.23徳島で行われる全国高校総体(インターハイ)の男子サッカーは、24日の1回戦で戦いの幕が切って落とされる。8大会ぶり2度目の出場となった九州国際大付(福岡)は、関東一高(東京)と対戦。先日レアル・ソシエダへの移籍が決まった日本代表MF久保建英の恩師を招聘して取り組んだ肉体改造を武器に、初の頂点を目指す。
-
「流石ジダンに認められた漢」 エムバペが挨拶し、ラモスが握手した日本人にネット衝撃
2022.07.22海外サッカーで日本ツアーを行っているフランス1部リーグ・アンのパリ・サンジェルマンは20日にJ1川崎に2-1で勝利した。スター軍団の来日初戦は大きな注目を集めたが、試合後はフランス代表FWキリアン・エムバペにシャツを贈られ、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに握手を求められる日本人の存在が話題に。「山梨県民の英雄だ」「流石ジダンに認められた漢」との声が上がっている。
-
高校サッカーの異端児が挑む「部活内リーグ」 理想は18チームでの競争、その狙いとは
2022.07.20昨年11月、発足からわずか3年で全国高校サッカー選手権出場にあと1勝と迫り、話題を呼んだのが相生学院高校サッカー部だ。兵庫県の淡路島を拠点に活動しており、通信制高校としての利点を活かしながら育成年代の新たな可能性を模索し続けている。そんな注目の新興チームが今、これまでのやり方を大きく変え、大人数の部員を抱えながら独自のリーグを運営し強化するという新たな挑戦に打って出た。部活の常識を覆すアイデアでチームを率いてきた上船利徳総監督が、「淡路プレミアリーグ」創設の先に描いている未来像に迫った。(取材・文=加部 究)