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陸上の記事一覧

  • 低酸素トレを「理解してもらえなかった」 城西大駅伝監督が導入、転機になった1人の選手の挑戦

    2023.12.21

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。新興校として短期間で結果を残している背景の1つにあるのが、櫛部監督が積極的に取り組む科学的トレーニングだ。中でも低酸素室は他大学より早く取り入れており、実際に効果も出ていることから選手も意欲的に取り組んでいるという。(取材・文=佐藤 俊)

  • 田中希実、苦悩と成長を知った2023年 “ありのまま”で24年へ「こんな私ですがどうぞよろしく」

    2023.12.21

    日本陸上競技連盟は20日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」の授賞式を行った。ブダペスト世界陸上女子5000メートル8位入賞・田中希実(New Balance)は、優秀選手賞を受賞。壇上のスピーチでは今年の葛藤を吐き出した。苦悩と成長を味わい、パリ五輪を迎える2024年は「ありのままの自分」を表現していく。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 日本人初の世界陸上決勝進出の快挙 泉谷駿介は優秀選手賞、怪我で出遅れも「技術が上がってる」

    2023.12.20

    日本陸上競技連盟は20日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」の授賞式を行った。ブダペスト世界陸上で日本人初の決勝に進み、男子110メートル障害5位入賞を果たした23歳の泉谷駿介(住友電工)は優秀選手賞を受賞した。

  • 陸上2023年MVP・北口榛花を支えた異業種メダリストの熱血指導 「やるなら本物に教わらないと」

    2023.12.20

    日本陸上競技連盟は20日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」の授賞式を行った。MVPに当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」は、8月のブダペスト世界陸上女子やり投げで初優勝の快挙を達成した25歳の北口榛花(JAL)が初受賞。2007年にスタートした同アワードは今回が17回目となる。

  • 「箱根がすべてではない」 城西大・櫛部静二監督、駅伝指導の根底にあるトップ選手育成の夢

    2023.12.19

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。第2回のテーマは、現役時代と現在のトレーニング理論の違いについて。自ら学び、アップデートしながら選手を指導しているという櫛部監督。視線の先には箱根駅伝だけでなく、世界と渡り合えるランナーを育成したいという強い思いがあった。(取材・文=佐藤 俊)

  • 箱根駅伝で栄光と挫折を経験 城西大・櫛部静二監督、寄り添う指導の裏にある「引きずった」過去

    2023.12.17

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。自身も現役時代に箱根駅伝を4度走り、栄光と挫折を味わった。新興校を率いて15年目、着実に実績を積み上げる中で、そうした経験が選手への指導に生かされているという。(取材・文=佐藤 俊)

  • 35歳にして自己ベスト36秒更新 復活した元陸上日本代表・高島由香が1万m2位「苦しい時も…」

    2023.12.11

    2024年パリ五輪代表選考会となる陸上の1万メートル日本選手権が10日、東京・国立競技場で行われた。女子ではリオ五輪代表の高島由香(資生堂)が30分57秒26で2位。35歳にして6年半ぶりに自己ベストを更新した。8月のブダペスト世界陸上で7位入賞した23歳の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が、30分55秒29で3連覇。

  • 突然の35秒ベスト更新で陸上1万m日本新 塩尻和也の飛躍理由は「指導者が『頼むぞ』と言わない」

    2023.12.11

    2024年パリ五輪代表選考会となる陸上の1万メートル日本選手権が10日、東京・国立競技場で行われた。男子は16年リオ五輪3000メートル障害代表の27歳・塩尻和也(富士通)が、27分09秒80の日本新記録で初優勝。従来の日本記録を3人も上回ったハイレベルなレースを制した。自己ベストを35秒も更新。所属先の監督は“塩尻の育て方”を明かした一方、本人も複数種目の経験値にプライドを滲ませた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 9850mを走った後の超激走 会場はどよめき、女子1万mのエース・廣中璃梨佳の日本選手権3連覇

    2023.12.11

    2024年パリ五輪代表選考会となる陸上の1万メートル日本選手権が10日、東京・国立競技場で行われた。女子では8月のブダペスト世界陸上で7位入賞した23歳の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が、30分55秒29で3連覇。今大会での五輪代表内定はならなかったが、最後の激走で会場をどよめかせるなど強さを見せつけた。

  • パリ五輪陸上1万m代表へ 世界の壁を知った五島莉乃が心境告白「五輪に繋がるよう力を全て出す」

    2023.12.09

    2024年パリ五輪代表選考会となる陸上の1万メートル日本選手権は10日、東京・国立競技場で行われる。参加標準記録(男子27分00秒、女子30分40秒)を切って優勝すれば五輪代表に即時内定。女子の世界陸上代表・五島莉乃(資生堂)は9日、都内の会見に出席した。

  • パリ五輪は「マラソンで目指したかったが…」 1万m日本記録保持者・相澤晃が日本選手権V2を宣言

    2023.12.09

    2024年パリ五輪代表選考会となる陸上の1万メートル日本選手権は10日、東京・国立競技場で行われる。参加標準記録(男子27分00秒、女子30分40秒)を切って優勝すれば五輪代表に即時内定。男子日本記録保持者の前回覇者・相澤晃(旭化成)は9日、都内の会見で連覇を誓った。

  • 「山の神」柏原竜二を支えたデータに基づく指導 東洋大・酒井俊幸監督が個性を尊重する理由

    2023.12.07

    箱根駅伝の常連校で通算4回の優勝を誇る東洋大学陸上競技部は、「その1秒をけずりだせ」をスローガンに個々の才能を磨く指導で多くの日本を代表するランナーを生み出してきた。そんな名門の長距離部門を2009年から率いて以来、箱根駅伝で総合優勝3回、14年連続シード権獲得に導いているのが、就任15年目を迎えた酒井俊幸監督だ。47歳にして、すでに名将の風格を漂わせる指揮官のコーチング哲学に迫るインタビュー。日本を代表する多くの名ランナーを育てた酒井監督だが、特筆すべきは大学卒業後の成長度だ。その背景には1人ひとりの個性を尊重する、データに基づく合理性があった。(取材・文=牧野 豊)

  • 「箱根駅伝の捉え方も変わってきている」 東洋大・酒井俊幸監督が大切にし続ける“その先”の世界

    2023.12.06

    箱根駅伝の常連校で通算4回の優勝を誇る東洋大学陸上競技部は、「その1秒をけずりだせ」をスローガンに個々の才能を磨く指導で多くの日本を代表するランナーを生み出してきた。そんな名門の長距離部門を2009年から率いて以来、箱根駅伝で総合優勝3回、14年連続シード権獲得に導いているのが、就任15年目を迎えた酒井俊幸監督だ。47歳にして、すでに名将の風格を漂わせる指揮官のコーチング哲学に迫るインタビュー。前編では、酒井監督が大学生を指導する上で就任当初から変わらずに大切にしていることや、箱根駅伝に抱く思いに迫った。(取材・文=牧野 豊)

  • 陸上を楽しむなんてとんでもない 田中希実が憧れる作家・佐藤さとるの「最高の遊び」【田中希実の考えごと】

    2023.11.11

    陸上女子中長距離の田中希実(New Balance)は複数種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる。達観した思考も魅力的な24歳の彼女は今、何を想い、勝負の世界を生きているのか。「THE ANSWER」では、陸上の話はもちろん、日常の出来事や感性を自らの筆で綴る特別コラム「田中希実の考えごと」を配信する。

  • 性分化疾患持つ陸上元女王が訴え「私は女性だ」 男性ホルモン抑制治療なしでの出場不可に異議

    2023.11.09

    陸上の女子800メートルで、2012年のロンドン、2016年のリオデジャネイロと五輪2連覇を達成したキャスター・セメンヤ(南アフリカ)が、男性ホルモン値が高い女子選手の出場資格を制限する世界陸連の規定撤回を求めた問題に関連した訴訟で、欧州人権裁判所(ECHR)は7月に、差別があったと認める判決を下した。セメンヤは英公共放送「BBC」が7日に公開したインタビューで「私自身が女性であることは分かっている」「他人と違うからといって恥じることはない」などと語っている。

  • 歴代主将やマネジャーらが卒業後も社会で活躍 青山学院大・原晋監督が貫く「未来志向」の人材育成

    2023.11.06

    昨今のスポーツ界で話題となっている選手の主体性を尊重する指導法は、アスリートの成長にどのような影響を与えるのか。2004年から青山学院大学駅伝部を率い、箱根駅伝で6回の優勝に導いた原晋監督が、10月19日に行われた一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)、株式会社マイナビが運営するアスリート向けキャリア支援サービス『マイナビアスリートキャリア』、株式会社SPLYZAの共催で実施されたトークセッション「選手の自主性や主体性を活かすための指導者の在り方とは」に登壇。UNIVAS理事で立命館学園副総長・立命館学園副学長の伊坂忠夫氏らとともに、現代のあるべきスポーツ指導者の姿について語り合った。

  • 日本のやり投げ女王、9.5kgの巨大高級魚を釣り上げ成功「鍛えててよかった」 報告に衝撃の声

    2023.11.05

    9月の陸上・全日本実業団対抗選手権に出場し、女子やり投げで優勝した佐藤友佳(ニコニコのり)が巨大で高級な大物を釣り上げたと明かした。重さ9.5キロという驚きのヒット。「鍛えててよかった~」と報告し、ファンから「竿のしなりがすごい!」「まじデカくてすご!」などと驚きの声が上がっている。

  • 箱根駅伝優勝6回、青山学院大・原晋監督と“選手主体”の指導論 20年前は「むしろ君臨型だった」

    2023.11.05

    一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は、10月19日に株式会社マイナビが運営するアスリート向けキャリア支援サービス『マイナビアスリートキャリア』と株式会社SPLYZAとの共催で、「選手の自主性や主体性を活かすための指導者の在り方とは」をテーマにしたトークセッションを都内で開催した。昨今のスポーツ界では様々なスタイルの指導法が確立されているが、選手の主体性を尊重することはアスリートにどんな影響を与えるのか。このトークセッションに、UNIVAS理事で立命館学園副総長・立命館学園副学長の伊坂忠夫氏らとともに特別ゲストとして登壇したのが、青山学院大学駅伝部を率いる原晋監督だ。

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