五輪女王に似てない像に非難殺到「恥知らず」→一夜で撤去 ケニアで起きたゴタゴタ劇を英報道
パリ五輪の陸上女子1500メートルで五輪新記録の3分51秒29をマークし、3連覇を達成したフェイス・キピエゴン(ケニア)を模したとされる像が物議を醸している。地元住民から「恥知らず」「低水準」などと非難が殺到。一夜で撤去される事態となっている。
BBCが報じる
パリ五輪の陸上女子1500メートルで五輪新記録の3分51秒29をマークし、3連覇を達成したフェイス・キピエゴン(ケニア)を模したとされる像が物議を醸している。地元住民から「恥知らず」「低水準」などと非難が殺到。一夜で撤去される事態となっている。
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話題となったのはケニアのエルドレットに設置された3つの像。英公共放送「BBC」が「反対の声によりケニアの市がアスリートの像を撤去」と題する記事で詳報した。エルドレットに市のステータスを与える15日の式典に先立ち、3選手の像が除幕されたが、あまりに似ていないためか、地元住民から「恥ずかしい」「恥知らず」「低水準」などと非難の声が殺到し、14日の夜に撤去されたという。
記事によると、当局は像が誰を意識して作られたものかを明らかにしなかったが、SNS上ではキピエゴンや男子マラソンの16年リオ五輪、21年東京五輪金メダリストのエリウド・キプチョゲの像であると認識されているという。記事はX上のケニア人のコメントを紹介。「これをキピエゴンの像と呼ぶのは恥辱」「これをやったやつは天国を見ることはないだろう」と酷評が相次いでいるようだ。
(THE ANSWER編集部)