ドイツのアリカ・シュミットがつづった五輪への思い

　パリ五輪は11日で終了。モデルとしても活動し、インスタグラムで570万人を超えるフォロワー数を誇るドイツの女子陸上選手、アリカ・シュミット（ドイツ）が自身のインスタグラムを更新。大会前からフォロワーは60万人以上増えるなど、注目を浴びた五輪を終え「この数週間は感情のジェットコースター」などと揺れる心情をつづった。

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　シュミットは、女子4×400メートルリレーと同混合リレーに出場し、ともに決勝進出はならなかった。同混合リレー予選を終え、シュミットのメンバー選出を巡って一部選手が不満を吐露したことなどが地元メディアに報じられている。

　大会を終えてインスタグラムに自身の競技写真を添え、思いをつづった。「五輪はメダルを獲得するだけのものではありません。最高レベルで競い合う中で、刺激を受けるアスリートたちのそばにいることが大切なんです。野心を見せ、多様性、そして誰でどこから来た人であれ、讃えることです。この数週間は感情のジェットコースターのようで、たくさんのことを学ぶことができました」と、得たものは多かったとしている。

　続けて「アスリートとして、私はまだ自分が望むところには達していません。そしておそらく到達することは決してないでしょう。しかし、確かなことが1つあります。私は決して挑戦することをやめず、改善する方法を見つけ出します。皆さんをこの旅に本当に連れて行きたいと思っています」と、今後も選手として挑戦し続けるとした。

　25歳のシュミットは「若いアスリートたちに刺激を与え、このスポーツがいかに素晴らしいものであるかを示したいです！　スポーツを知っている人なら誰でも、そこにたどり着くにはいろいろな人の協力が必要であることを知っています！　そして、すべてのアスリートはチームに選ばれたことをとても誇りに思うことができます！」と、後輩たちと競い合うことにも喜びを感じているようだ。

　さらに「そして、今年パリに行けなかったアスリートの皆さん、自分を信じることを決してやめないでください。それは困難な道ですが、いつかあなたのすべての努力が報われるでしょう！」と、世界のアスリートにメッセージを送っている。