五輪メダルが「少しすり減ってきているの」 2週間の変化を米女子選手が証言、劣化を報告する声も
パリ五輪で物議を呼んでいるのが、メダルの“劣化問題”だ。表面がはげたなどの声が選手から上がる中、米国のラグビー女子代表のイローナ・マーは「少しすり減ってきているの」と自らの銅メダルの変化を口にしている。
米国の女子ラグビー選手、イローナ・マーの証言
パリ五輪で物議を呼んでいるのが、メダルの“劣化問題”だ。表面がはげたなどの声が選手から上がる中、米国のラグビー女子代表のイローナ・マーは「少しすり減ってきているの」と自らの銅メダルの変化を口にしている。
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英紙「デイリーメール」が報じた。米国は7月31日に行われたラグビー女子7人制の3位決定戦で豪州を下し、銅メダルを獲得した。記事は「28歳の女性(マー)は、月曜日の番組『レイトナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』のインタビューに応じ、コメディアンに見せるために新しいメダルを持参した」と、テレビ出演の際のことを伝えている。
さらに「マーは、英国の飛び込み選手、トム・デーリーが編んでくれた赤、白、青のケースからメダルを取り出し、先週オーストラリアに14-12で勝利して以来、よく身につけていると明かした」のだという。
そこで司会のマイヤーズ氏に明かしたのが、メダルの変化だ。「重くて首に負担がかかる感じ」「これは嬉しい重みだけど」とする一方で「少しすり減ってきているの」と口にした。
メダル劣化騒動の発端となったのは、スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得したナイジャ・ヒューストン(米国)のインスタグラム投稿だった。表面の塗装がはがれたようなメダルの写真を公開し「汗のかいた肌にちょっとだけ触れたり、週末友人にかけたりしただけで劣化してしまったように感じる」などと報告。これに「デイリー・メール」などの海外メディアが、大会側が交換を約束したなどと報じていた。
(THE ANSWER編集部)