五輪で銅メダル→まさかの5位変更に失意、米女子選手に粋なプレゼントが話題 送り主「味方だぞ」
パリ五輪の体操女子種目別床で、3位から5位に順位変更されたジョーダン・チャイルズ(米国)に粋な逸品が送られた。銅メダルの代わりに、銅の時計ネックレスを米大物ラッパーが共有。チャイルズの母親も感激している。
パリ五輪
パリ五輪の体操女子種目別床で、3位から5位に順位変更されたジョーダン・チャイルズ(米国)に粋な逸品が送られた。銅メダルの代わりに、銅の時計ネックレスを米大物ラッパーが共有。チャイルズの母親も感激している。
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星条旗の前でネックレス型の時計がキラキラと輝いた。米ヒップホップ・グループ「パブリック・エネミー」の活動で知られるフレイヴァー・フレイヴが12日(日本時間13日)、Xで映像を投稿。これは3位から5位に変更されたチャイルズに対するプレゼントだという。
文面には「俺は常に有言実行の男」とつづられている。前日にはチャイルズに対し、「君のために銅の時計ネックレスを作るよ…それは誰も持っていないものだ!! 連絡してね、俺は味方だぞ!!」と呼びかけていた。
チャイルズは5日の床決勝で5位になるも、審判の採点に不満があれば見直しを要求できるシステム「インクワイアリー(問い合わせ)」を利用。得点が見直され、3位に繰り上がった。表彰台にも上がり歓喜していたが、4位に繰り下がったアナ・バルボス(ルーマニア)側がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立て。インクワイアリーが1分間の提出期限を4秒過ぎていたとして無効とされた。
これを受け、国際体操連盟(FIG)はチャイルズの得点をインクワイアリー前のものに戻し、バルボスを3位とした。チャイルズの銅メダルは幻に。米大手放送局「CNN」によると、チャイルズはインスタグラムのストーリー機能で4つの割れたハートの絵文字を投稿。自分のメンタルヘルスのために、SNSから距離を置く意向を示したという。
失意の23歳を慰めるフレイヴァー・フレイヴの粋な贈り物に、チャイルズの母ジナも反応。「ありがとう。かけがえのないものです。ご想像できるように、彼女は今SNSにいませんが、私が彼女に共有します」と感謝をつづった。
(THE ANSWER編集部)