パリ五輪

　パリ五輪の卓球女子で2つのメダルを獲得した早田ひなの人柄に、卓球王国・中国から注目が集まっている。女子団体の表彰式では、中国のエース孫穎莎の髪についていたゴミをとった場面が話題に。さらに同国版SNS「ウェイボー」で、早田が男子シングルス金メダリストの樊振東に敬意を示したとされている。

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　中国メディア「新浪体育」は、女子団体決勝に早田が張本美和とのダブルスで出場し、中国ペアを相手に堂々と戦ったこと、表彰式の出来事などを紹介。その人柄について「親しみやすい、優しさを持つ」「中国の卓球ファンの間でも大変人気がある」と表現されている。

　また、早田がパリ五輪を終えてからウェイボーを始めたとし、既に登録者が8万人を超えていると伝えた。投稿の一つに樊振東との2ショットもあり、選手村でピンバッジを交換したこと、ウェイボーを始めるよう勧められたことも明かされている。樊振東は早田の好きなアスリートの一人だったようで、敬意を込めた投稿のようだ。

　中国ではネット上でこの投稿に関して様々な反響があり「早田ひな、WEIBOへようこそ」「早田ひなもかわいいし、樊振東もすごくいい」「ずっと好きだったんだ。よかったね。バッジがもらえて」「愛すべき2人。2人ともいい結果が残せておめでとう」「早田が孫頴莎にも私たちの樊振東にも好意を持っていてくれて、うれしいよ」「ツーショットをあげてくれてありがとう。ようこそWEIBOへ」「日本との間のことは複雑だけれど、その問題はともかく、こういうアスリートの間の友情はすごく美しいと思う」「樊振東は人柄がいい。オリンピックでも多くのアスリートから好意的なメッセージが送られているし、彼と写真を撮っている人もたくさんいた」などと書き込まれていた。