五輪マラソンで沿道観客を大移動させた女性に世界が感動 「信じられない光景」「鳥肌立った」
パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われ、17日間に渡る大会のフィナーレを迎えた。最終日の11日には女子マラソンが行われたが、最下位のランナーが沿道の観客を大移動させていた。海外ファンが「信じられない光景」「鳥肌立った」と感動している。
パリ五輪
パリ五輪は11日、スタッド・ド・フランスで閉会式が行われ、17日間に渡る大会のフィナーレを迎えた。最終日の11日には女子マラソンが行われたが、最下位のランナーが沿道の観客を大移動させていた。海外ファンが「信じられない光景」「鳥肌立った」と感動している。
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絶対に諦めない。その気持ちで42.195キロを完走した。レース終盤。歩いていたのはキンツァン・ラモ(ブータン)だ。水を被り、今にも止まってしまいそう。沿道の観客が次々と並走し、エールを送っているようだ。フィニッシュ地点に近づくと、観客は拍手喝采。最後はゆっくりと走り、大歓声の中でフィニッシュした。記録は3時間52分59秒。自己ベストだ。
金メダルのシファン・ハッサン(オランダ)から1時間30分4秒遅れる80位。完走した選手の中では最下位だったが、世界の感動を呼んだ。X上の海外ファンからは「鳥肌が立った」「なんという決意と忍耐、そして力強さ」「本当に感動的」「順位はどうであれ、マラソン完走は優れた功績」「彼女は多くの人の心を掴んだ」「信じられない光景だ」と投稿が相次いでいる。
(THE ANSWER編集部)