早田ひな告白「涙が出るほど追い込まれた」 左腕負傷、銀&銅でも「神様に認めてもらえず…」 五輪終え心境
パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルを獲得した早田ひなが自身のインスタグラムを更新。大会を終えて周囲への感謝を記しながら、左腕の痛みについて「1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」などと告白した。
パリ五輪
パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルを獲得した早田ひなが自身のインスタグラムを更新。大会を終えて周囲への感謝を記しながら、左腕の痛みについて「1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」などと告白した。
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シングルスの3位決定戦に痛み止めを打って出場。左前腕部分にはベージュのテーピングがグルグル巻きにされていた。負傷を抱えながら団体戦も戦い、銀メダルを獲得した。
早田はテーピングが巻かれた左手でメダルを持った写真などとともに「私の夢だった、憧れだったパリオリンピックが終了しました」と記し、「目標としていた金メダルを獲得することは出来ませんでしたがあの状況の中で最後まで全力を出し切ることができて後悔はありません」と振り返った。
東京五輪には補欠として参加。日本女子のエースに成長して、今大会を迎えた。「腕の怪我をして生活すればするほど自分の手の痛みに苦しめられ、1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」と告白。しかし、3年間で支えられた人々の顔を思い浮かべ「諦めるわけにはいかない」と気持ちを奮い立たせたという。
「現実を受け入れられない自分もいて、今すぐにでも逃げ出したい気持ちもありましたが、平野選手、張本選手、木原選手、JOCのドクター、トレーナーの方含めチームひなの皆さんや練習相手の皆さんが全力で向き合ってくれたお陰で最後までやりきることができ本当に感謝しています。ありがとうございました」
逆境を乗り越え、こう感謝を記した早田。「この3年間の中で何かが足りなかったから怪我をしてしまったと思うし、神様にも認めてもらえず銀メダルと銅メダルに終わってしまったと思います」と金メダルに届かなかったことにも触れた。
早くも4年後を見据える早田は「私は昔から人に恵まれているなと感じることが多く、今回も皆さんの応援、サポートが無ければ私はこの舞台を去ることになっていたと思います。だからこそ皆さんに銅メダルを見せたい、その一心で頑張り続けることができました!! パリでの忘れ物を取りに帰ってこられるように引き続き頑張ります。本当にありがとうございました」と結んだ。
(THE ANSWER編集部)