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五輪で止まらぬセーヌ川の被害「9回嘔吐して、下痢になった」 2時間以上泳いだドイツ女子が安全性を批判

パリ五輪で物議を醸しているのが、複数競技の会場となったセーヌ川の水質だ。8日に行われたマラソンスイミング女子10キロで9位となったドイツのレオニー・ベックは泳いだ後、9回嘔吐し下痢をしたとして、安全性を批判している。

マラソンスイミング女子10キロで9位となったドイツのレオニー・ベック【写真:ロイター】
マラソンスイミング女子10キロで9位となったドイツのレオニー・ベック【写真:ロイター】

「セーヌ川の水質は承認されている」との皮肉も

 パリ五輪で物議を醸しているのが、複数競技の会場となったセーヌ川の水質だ。8日に行われたマラソンスイミング女子10キロで9位となったドイツのレオニー・ベックは泳いだ後、9回嘔吐し下痢をしたとして、安全性を批判している。

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 英紙「ザ・サン」が伝えている。ベックは同種目で、首位から2分39秒遅れの2時間6分13秒というタイムで9位となった。この際の状況を同紙は「選手らは10キロ泳ぎ、2時間以上も汚染された水の中にいた」と伝えている。

 続けて「そして、この信じられない大会を9位で終えたレオニー・ベックは、ソーシャルメディアでセーヌ川のコンディションを批判した」と、ベックが自身のインスタグラムに自撮りを投稿し「9回嘔吐して、下痢になった」とつづったと報じている。

 さらにベックは「セーヌ川の水質は承認されている」と投稿したといい、同紙は「五輪の主催者らを皮肉っぽく批判しているようにも見えた」という見方をしている。

(THE ANSWER編集部)


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