五輪リレー失格の米国へ、カナダ首相が強烈な皮肉 「アメリカの傲慢」「因果応報だ」国民も支持
パリ五輪は9日、陸上の男子4×100メートルリレー決勝が行われ、カナダが金メダルに輝いた。一方で優勝候補だった米国はバトンパスでミスがあり、失格に終わった。明暗くっきりの結果にカナダの痛烈な“仕返し”が海外メディアで取り上げられている。
パリ五輪
パリ五輪は9日、陸上の男子4×100メートルリレー決勝が行われ、カナダが金メダルに輝いた。一方で優勝候補だった米国はバトンパスでミスがあり、失格に終わった。明暗くっきりの結果にカナダの痛烈な“仕返し”が海外メディアで取り上げられている。
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1996年以来、同種目では2度目の金メダルを獲得したカナダ。会心の結果で、ライバル米国に水をあけたが、カナダ放送局「スポーツネット」が「カナダが五輪のリレーで勝利した後、ジャスティン・トルドー首相が米国をからかう」と題した記事の中で、過去の因縁を振り返っている。
発端は5月の世界リレー。優勝した米国のノア・ライルズは、記者から2位だったカナダが今後の五輪においてライバルになると思うか問われたが、「誰?」と反応。さらに記者が「カナダ」と繰り返したところ、再び「誰?」と返したという。一緒に取材を受けていた米国の選手も笑っていたようだ。
ライルズはパリ五輪100メートルで金、200メートルで銅を獲得したが、新型コロナ感染でこの試合を欠場。カナダは金メダル獲得で、米国にやり返すことに成功した。記事ではトルドー首相の米国に対する行動も紹介した。
「トルドーは、アメリカのスプリンターたちに忘れてほしくなかった。彼らが5月にカナダのリレーチームについて言ったことを」「首相はカナダが五輪の4×100メートルリレーで金メダルを獲得した後、Xでアメリカの選手たちに軽くジャブを放った」
記事ではこう説明。トルドー首相はカナダ金メダルのあとに自身のXで、上述したライルズが「誰?」と語っている映像を共有し、金メダルの絵文字とともに「sorry(ごめんね)」と皮肉を記していた。
カナダ陸上連盟の公式Xでも「これは言った通りになったね…ごめんね、そうでしょう」とつづり当時のライルズの映像に再脚光。カナダのファンも「アメリカの傲慢」「因果応報だね」「カナダは五輪王者だ ノアって誰?」「ライルズは今、国中からいじられていると思う」「ピエロだ。素晴らしいカナダ」「この男はとても傲慢だ。まあ、私たちが彼に見せつけてやったね!」「結果は言葉よりも多くを物語る」とスッキリしているようだった。
(THE ANSWER編集部)