五輪でコロナ陽性→強行出場のライバルに不穏発言「俺は彼と違って傲慢でもうるさくもない」200m金テボゴ
パリ五輪は8日、陸上男子200メートル決勝が行われ、100m金メダリストのノア・ライルズ(米国)が19秒70で銅メダルを獲得した。その後、新型コロナの陽性反応が出ていたことを明かし、海外では批判の声も上がっている。同レースで金メダルに輝いたレツィレ・テボゴ(ボツワナ)は、会見でライルズについて不穏な発言を残している。
パリ五輪・陸上男子200メートル
パリ五輪は8日、陸上男子200メートル決勝が行われ、100m金メダリストのノア・ライルズ(米国)が19秒70で銅メダルを獲得した。その後、新型コロナの陽性反応が出ていたことを明かし、海外では批判の声も上がっている。同レースで金メダルに輝いたレツィレ・テボゴ(ボツワナ)は、会見でライルズについて不穏な発言を残している。
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19秒46のアフリカ記録で優勝したテボゴ。会見では「俺が考えるに、自分は陸上界の顔にはなれないんじゃないかな。というのも、ノア(・ライルズ)のように傲慢、またはうるさい人間ではないからね。だから、ノアこそ陸上界の顔なんだと思うよ」と語ったという。
米陸上専門メディア「FloTrack」公式インスタグラムに動画も公開されており、海外ファンからは「より一層テボゴのファンになった」「顔にはなれないかもしれないが、彼は陸上界の未来だ」「率直な意見を述べただけ」「ノアやボルトと違ってとても才能のある驚くべきアスリートだと思う」「見下す意図はなかったんじゃないかな」「嘘をついてる?」「これは失礼」「これこそ君が陸上界の顔になるべき理由だ」などと賛否が上がっている。
ライルズがコロナ陽性と判断されたのは現地6日と報じられている。5日の男子100メートルでは9秒79をマークして金メダルを獲得。しかし、今後の400メートルリレーと1600メートルリレーの出場は見送る方針だ。
(THE ANSWER編集部)